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BYD、軽自動車タイプのバッテリEVをジャパンモビリティショー2025で公開

BYD初の海外専用設計モデル

2025年10月22日 発表
軽EVプロトタイプのティザー画像

 BYD Japan Groupは10月22日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「ジャパンモビリティショー 2025」(プレスデー:10月29日~30日/一般公開日:10月31日~11月9日)に出展する車両を追加発表した。

 新たに乗用車部門(BYD Auto Japan)のワールドプレミア1台と、商用車部門(BYD JAPAN)のジャパンプレミア1台を追加発表。これによりBYD Japan Groupは、乗用車部門の総出展台数が計8台(ワールドプレミア:1台、ジャパンプレミア:3台を含む)、商用車部門の総出展台数が計5台(ワールドプレミア:1台、ジャパンプレミア:1台を含む)となり、BYD Japan Group全体としては前回を大きく上まわる計13台を出展する。

 中でも注目なのは、日本独自の軽自動車規格に準拠したBYD初の海外専用設計モデルである軽EVプロトタイプ。この軽EVは「地球の温度を1℃下げる」というBYDの企業理念の下、最新のバッテリ(ブレードバッテリ)技術と製造技術による新たなチャレンジであるといい、「会場ではBYDの高い技術力で作られた軽EVプロトタイプにご注目ください」とアナウンスしている。

 また、BYDの商用車部門(BYD JAPAN)は、小型EVバス「J6」をベースに移動可能なオフィスとして新規開発した「J6 リビングカー」を参考出品する。これまでJ6は、そのコンパクトさから主に路線バスでの利用が想定されてきたが、今回はJ6の新たな可能性の1つとして、移動オフィスとしての利用や災害時の一時避難場所としての活用を考慮したコンセプトモデルを企画、作製。これに合わせて内外装にもこだわり、居心地の良い空間を演出しているという。