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スズキ、インド国内の四輪車累計販売3000万台を42年で達成
2025年11月11日 15:13
- 2025年11月5日 発表
スズキは11月5日、同社のインド子会社となるマルチ・スズキ・インディア(マルチ・スズキ)が11月2日にインド国内の四輪車累計販売3000万台を達成したと発表した。
スズキは、インド政府およびマルチ・スズキの前身であるマルチ・ウドヨグと1982年に合弁契約を締結し、1983年12月にインドで初めての生産車種となる「マルチ800」の販売を開始。以来、「アルト」「ワゴンR」「スイフト」などインドの人々の日々の移動を支えるクルマだけではなく、「ブレッツァ」「グランドビターラ」「フロンクス」や2025年9月に発売した「ビクトリス」など、近年人気の高まるSUVモデルも充実させ、常にインドの顧客に寄り添い、その時代に必要とされるクルマを提供してきた。
そして今回、四輪車累計販売3000万台を42年で達成。四輪車累計販売3000万台の達成は、日本に続き2か国目となる。
現在マルチ・スズキは、インドでCO2排出量の少ないハイブリッド車、CNG車を含む19モデルを販売している。さらに、2024年11月にはインドのグジャラート工場で生産し、インドをはじめ100以上の国と地域で販売するスズキ初のBEV(バッテリ電気自動車)「eビターラ」を発表。2025年8月に欧州へ向けて出荷を開始した。
スズキは、ハイブリッド車、CNG車、BEVなど、マルチパスウェイでカーボンニュートラル社会の実現に取り組んでおり、インド乗用車市場のリーディングカンパニーとして、今後もインドの顧客が求める製品を提供し続け、生活に密着したインフラモビリティを目指し、インドとともに成長していくとしている。
累計販売の経緯
1983年12月:「マルチ800」発売開始
2006年2月:累計500万台達成(22年3か月)
2012年2月:累計1000万台達成(28年3か月)
2019年7月:累計2000万台達成(35年8か月)
2025年11月:累計3000万台達成(42年)
インド累計販売台数 上位車種
1位:アルト(471万台)
2位:ワゴンR(346万台)
3位:スイフト(324万台)
4位:ディザイア(290万台)
5位:マルチ800(268万台)
6位:オムニ(199万台)
7位:バレーノ(170万台)
8位:イーコ(139万台)
9位:ブレッツァ(133万台)
10位:エルティガ(131万台)

