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小林可夢偉選手、トランプ大統領来日時に迎賓館に展示されたNASCARカムリを富士スピードウェイでデモラン 11月16日11時より「NASCAR Showrun」

先週、WECバーレーンGPで1-2フィニッシュを決めた小林可夢偉選手兼WECチーム代表(中央)が富士スピードウェイに。TOYOTA GAZOO Racing 高橋智也プレジデント(左)、同 加地雅哉グローバル MSディレクター(右)とともに

小林可夢偉選手がNASCARマシンをデモラン

 11月16日11時より、スーパー耐久最終戦富士を開催中の富士スピードウェイにおいてNASCARマシン6台がデモランを行なう「NASCAR Showrun」が実施される。このNASCAR Showrunは日米のモータースポーツ文化交流のために企画されたイベントで、ジミー・ジョンソン選手やジョン・ハンター・ネメチェック選手などNASCARのスーパースターの参加や、小林可夢偉選手や古賀琢麻選手ら実際にNASCARに参戦したことのある日本人選手が参加する。

 富士スピードウェイではすでにNASCARマシンを展示するテントが用意され、NASCARマシンの搬入やNASCARドライバーのサイン会が行なわれていた。

トランプ米国大統領来日時に迎賓館に置かれていたあのNASCARマシンを富士スピードウェイに搬入中。この67号車を小林可夢偉選手がドライブする。このマシンは迎賓館カムリとでも呼べばよいのだろうか?

 先週、WEC(世界耐久選手権)の最終戦であるバーレーンGPを優勝したばかりの小林可夢偉選手もすでに富士スピードウェイに到着しており、準備はできているとのこと。小林選手のドライブするNASCARマシンは、米国トランプ大統領来日時の日米首脳会談が行なわれた迎賓館に置かれていたクルマで、トヨタ自動車 上田裕之渉外広報本部長によると「日本政府からアメリカ産のクルマを展示したいという要望があり、タイミングよくNASCAR(のカムリ)を輸送している途中だった」というもの。

 当時、「なぜNASCARマシンが……」と話題になったクルマだが、その迎賓館カムリは小林可夢偉選手がドライブすることになったわけだ。

 この迎賓館カムリも土曜日に所定の場所への搬入作業を行なっており、2023年に小林可夢偉選手が23XIレーシングから参戦した67号車のカラーリング(つまり迎賓館仕様のまま)であることは確認できた。日曜日のNASCAR Showrunを楽しみに待ちたい。