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トヨタ、米国でのハイブリッド車の生産能力拡大に9億1200万ドルを投資 米国初の「カローラハイブリッド」生産開始

2025年11月18日(現地時間) 発表
アメリカでのハイブリッド車生産能力強化のため9億1200万ドルを投資

 トヨタ自動車の北米統括会社であるToyota Motor North America, Inc.は11月18日(現地時間)、米国でのハイブリッド車(HEV)の需要拡大に対応するため、HEVの生産に関わる米国内の5か所の工場に総額9億1200万ドルを投資し、252人の新規雇用を創出すると発表した。

 対象となる工場はウェストバージニア州バッファロー工場、ケンタッキー州ジョージタウン工場、ミシシッピ州ブルースプリングス工場、テネシー州ジャクソン工場、ミズーリ州トロイ工場。

 今回の投資によって、ブルースプリングス工場では米国初となる「カローラ ハイブリッド」が生産されるようになる。

 また、バッファロー工場ではハイブリッド対応4気筒エンジンと第6世代ハイブリッドトランスアクスル、リアモーターステーターの組み立てを増強するため、80人を新規雇用する。

 トヨタとして世界最大となるジョージタウン工場では新たに82人の雇用を創出し、4気筒ハイブリッド対応エンジン向けの新規機械加工ラインを2027年に稼働開始する予定。

 ジャクソン工場では、ハイブリッド車向けトランスアクスルケースとハウジング、エンジンブロックの生産を拡大し、新たに33人の雇用を創出する。さらに、3つの新規生産ラインを導入し、年間生産能力を約50万台増加させる。新ラインの生産は2027年と2028年に開始予定としている。

 トロイ工場では、ハイブリッド車向けシリンダーヘッドの新規生産ラインを2027年から稼働し、57人の雇用を創出するとともに、年間20万個以上のシリンダーヘッド生産能力が追加される。

 なお、これらの投資は、11月13日に発表した米国内で今後5年間に実施する予定の最大100億ドルの追加投資の一部であり、約70年前の米国進出以来、総投資額は約600億ドルに達する予定となる。

 トヨタは、事業を行なう全ての国・地域で、愛され、頼りにされる「町いちばんの企業」を目指しており、米国では約5万人の従業員を雇用し、11の製造工場で3500万台以上の自動車の開発、製造に携わってきた。引き続きマルチパスウェイ戦略で多様な選択肢を提供し、顧客のニーズに応えるとともに、米国企業の一員として雇用と継続的な投資を着実に進めることで、地域に貢献していくとした。