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瑶子女王杯スーパーフォーミュラ、岩佐歩夢選手が最終戦鈴鹿を優勝し年間チャンピオン獲得 瑶子女王が賜杯を授与

スーパーフォーミュラ最終戦を優勝し、シリーズチャンピオンに輝いた岩佐歩夢選手(右)。瑶子女王(左)から賜杯を授与された

 11月22日~23日の2日間にわたってスーパーフォーミュラの最終戦となる鈴鹿ラウンドが開催された。前戦である富士の天候不良もあり、この2日間に第11戦の予選と決勝レース、第10戦の決勝レース、第12戦の予選と決勝レースが開催された。23日には、午前に第10戦決勝レース、午後に第12戦決勝レースが開催された。

 第11戦は野尻智紀選手、第10戦はイゴール・大村・フラガ選手が優勝。とくにイゴール・大村・フラガ選手はFIA グランツーリスモチャンピオンシップ ワールドファイナルを制覇した選手で、eスポーツ出身選手が日本の最高峰となるスーパーフォーミュラを制した。

岩佐歩夢選手は最終戦を優勝。シリーズチャンピオンを獲得した

 この結果、最終の戦いとなる第12戦開始前のポイントランキングは、1位は坪井翔選手 116.5点、2位は牧野任祐選手と太田格之進選手 107点、4位は岩佐歩夢選手 104点となり、シリーズチャンピオンはこの4人に絞られた。

 31周で始まったレースは、ポールポジションからスタートした岩佐歩夢選手がレースをリード。7位からスタートした坪井選手は早めのピットインを選択し、集団での走行を回避。異なる集団のトップで走行することで、乱流の影響を避けようとしていた。

 一旦はペースを上げることに成功したものの、他チームもそれに対応してピットイン。岩佐歩夢選手、太田格之進選手がピットインして、坪井選手の前でピットアウト。さらにはイゴール・大村・フラガ選手にも抑えられ、順位を上げていくことができなかった。

 11周にはシケインで接触が発生し、セーフティカーが入る。このタイミングにピットを終えていなかった他車がすべてピットイン。セーフティカー中にピットインをすると、ペースが落ちている間のピットインとなるのでピットインした選手に有利に働く。牧野任祐選手はこの間にピットインをすることで坪井翔選手の前に出た。

 このピットイン後は、岩佐歩夢選手、太田格之進選手、佐藤蓮選手、牧野任祐選手、イゴール・大村・フラガ選手、福住仁嶺選手、坪井翔選手の順。仮に岩佐選手が優勝した場合、坪井選手は4位に入っていないとチャンピオンに届かない。

 レースはその後、フラガ選手が牧野選手を抜き、佐藤選手が太田選手を抜くなど順位の変動があったものの、岩佐選手がトップでチェッカーを受け優勝。2位は佐藤蓮選手、3位は太田格之進選手の順となった。坪井選手は早めにタイヤ交換をしたためか、レース後半順位を下げ8位でフィニッシュ。

 その結果、シリーズポイントは岩佐選手が20点を加え124点となり、見事スーパーフォーミュラのシリーズチャンピオンを獲得。2025年のシリーズからスーパーフォーミュラはシリーズ全体で瑶子女王杯となっており、表彰式ではシリーズの名誉総裁である瑶子女王から岩佐選手へ賜杯が授与された。

鈴鹿サーキットでトップを走行する岩佐歩夢選手