マセラティ、「グレカーレ」をカラフルなボディカラーで彩る新シリーズ「コロラータ」

「グレカーレ」新シリーズ「コロラータ」導入

　マセラティは12月5日、ミドルサイズSUV「グレカーレ」に新シリーズ「グレカーレ コロラータ（Grecale Colorata）」を導入。同日から注文の受け付けを開始した。価格は1082万円～。

　新シリーズの名前となった「コロラータ」はイタリア語で“カラフル”の意味。新シリーズのコロラータでは、従来はマセラティのパーソナライゼーションプログラム「フォーリセリエ（Fuoriserie）」でのみ選択可能だった特別色の一部が、標準ラインアップ内で選択できることになる。これにより、「たくさんの色を、もっと自由に、もっと身近に選べるグレカーレ」という新たな楽しみ方が可能になり、フォーリセリエの世界観はそのままに、より多くのグレカーレオーナーが自分らしい1台を表現できるようになるとしている。

　コロラータは、イタリアンデザインの美意識と高度な塗装技術が融合した“カラーコレクション”であり、ドライバーのライフスタイルや感性を映すキャンバスとして、これまで以上に自由な選択肢を実現するとのこと。エントリーグレード、スタンダードモデル「モデナ」、ハイパフォーマンスモデル「トロフェオ」の各グレードで選択でき、グレードを問わず多彩なカラーが楽しめる。

　コロラータに設定されるボディカラーは、「ヴェルデ ロイヤル」「ナイト インタラクション」「ビアンコ アストロ」「デビル オレンジ」「グリージョ ラヴァ」「ネロ テンペスタ」「ブルー インテンソ」「ラメ フォルゴレ マット」「グリージョ ラヴァ マット」の全9色から選択可能。いずれのカラーもドライバーの世界観を反映する強い個性を持ち、グレカーレの魅力を引き立てるラインアップとなっている。

左上から、メタリックペイントの「ヴェルデ ロイヤル」「ナイト インタラクション」「ビアンコ アストロ」「デビル オレンジ」「グリージョ ラヴァ」「ネロ テンペスタ」「ブルー インテンソ」、マットペイントの「ラメ フォルゴレ マット」「グリージョ ラヴァ マット」

　なお、マセラティのボディカラーは単なる塗装ではなく、「光と陰影を操るデザインの一部」として捉えられているといい、グレカーレの流麗なサイドラインや、面の繊細な造形が最大限に引き立つよう、色味・粒度・光沢のバランスを職人的な精度で仕上げている点を特徴としている。