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フェアレディZは2026年夏のマイナーチェンジでどう変わる? Gノーズや容量アップされたショックアブソーバー採用など進化点を解説
6速MT設定のフェアレディZ NISMOでは専用ECUデータやR35GT-R用ブレーキローターなど採用
2026年1月9日 10:30
1月9日~11日に幕張メッセで開催される「東京オートサロン2026」にて、日産自動車と日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)は合同でブースを出展している。場所はホール2(西ホール)でブースナンバーは217となる。出展車両はNISMOコンセプトモデルのほか、今後日本市場に投入していくスポーツカーやカスタマイズカーなど計6台を展示する。
両社は東京オートサロン2026に先がけて、コンセプトモデルの「AURA NISMO RS Concept」と、2026年夏にマイナーチェンジするフェアレディZをベースとした「フェアレディZ NISMO」の説明会を神奈川県にあるNISMOショールームにて開催。AURA NISMO RS Conceptについては別記事で紹介、本稿ではマイナーチェンジ版のフェアレディZとフェアレディZ NISMOを紹介していく。
MY27 フェアレディZではGノーズをイメージした新造形のフロントバンパー採用
2022年にデビューしたRZ34は2026年夏にマイナーチェンジが予定されている。今回のマイナーチェンジではZの歴史を継承しつつ、Zらしさを進化・洗練することを目指したものとなる。また、パフォーマンス面でも歴代最高とすることを目指して開発しているという。
大きく変わったのがフロントまわりのデザインだ。もともとRZ34は初代ZであるS30のシルエットを継承するデザインを採用していたが、マイナーチェンジモデルではS30の時代にあったGノーズという空力パーツをイメージした新造形のフロントバンパーを採用している。
これはヘリテージ感を高めるためのものではあるが、同時に最新のエアロ造形を盛り込むことで空力面の性能を向上させる狙いもあり、数値的にはフロントリフトが従来モデルよりも3.3%低減、ドラッグが1%低減の効果を出すものである。
エクステリアでのヘリテージ性向上に合わせてボディカラーも「ウンリュウグリーン」という新色を設定した。この色はS30にあったグランプリグリーンをイメージしたものとなる。そしてアルミホイールもZ31の時代に設定されていたものをイメージしたデザインに変更された。
容量アップされたショックアブソーバーを採用
走りの面ではサスペンションの強化とブレーキのアップグレードが施された。従来型のZではスポーティな走りに対する評価は高かったが、半面、街中の乗り味に硬さを感じる声が多かったという。
そこでMY27ではショックアブソーバーの直径を太く変更(19インチ)。これまではピストン径が40φだったところ45φとしたことで受圧面積は26.6%広くなった。これにより振動の収縮時間を短縮し、路面の変化に対する応答性が向上。これまで以上に路面のうねりや小さなギャップをスムーズに吸収することが可能になり、コーナリング中に荒れた路面に遭遇しても姿勢が乱れにくくなっているという。これはタイヤの性能を生かすのにも有効なものである。
フェアレディZ NISMOに待望の6速MTを設定
フェアレディZ NISMOは「トラック上で楽しい至極のZ」が開発のテーマとなっていて、レーシング技術に基づくエクステリアデザインを持たせつつ、サーキット走行への対応、楽しめるパフォーマンス、高い剛性、究極のハンドリングといった走りの部分をニスモチューンで実現するものとなっている。
また、今回のマイナーチェンジではユーザーからの要望が多かった6速MTモデルを設定、さらに6速MT車専用ECUデータを設定することで、マニュアルシフトをより楽しめるようなエンジンフィーリングを作り出している。
MT車はエンジン特性をドライバーの意志で操る感覚が強いだけに、クルマとの一体感を得ることができるものであるが、スポーツカーにおいてのクルマとの一体感とはギヤの選択だけでなく、アクセル操作に対するエンジンの反応のよさもほしいところ。
そこでマイナーチェンジ後のNISMOモデルでは点火時期やスロットル制御などを見直すことで、アクセルペダルの操作に対してエンジンがレスポンスよく反応する設定となった。また、エンジン制御の各種を調整することでスポーツモードを使用した際、エンジン回転数を高めていったときでも加速感が最後まで続くような設定とした。
R35GT-R用ブレーキローターを採用
また、マイナーチェンジ後のNISMOモデルでは足まわりとブレーキまわりも強化された。サスペンションは減衰力などを見直すことで、NISMOモデルのターゲットでもあるサーキットなどでの高速コーナリング時の安定感や安心感を向上させている。また、従来モデルのユーザーから乗り心地が硬いという指摘を受けていたので、乗り心地の面も改善しているとのことだ。
ブレーキは前後ブレーキローターを2ピースタイプに変更することでバネ下質量の低減を行なっている。ちなみにブレーキローターはR35GT-R(初期モデル)用だ。キャリパーサイズに変更はないが、カラーを従来のものより明るいレッドにすることで高性能なイメージを高めるようにしている。またブラックに塗装されたホイールと合わせて迫力ある足下を演出するものである。
























