日産、「東京オートサロン2026」で“NISMOの特別なコンセプトモデル”の発表予告

“NISMOの特別なコンセプトモデル”の発表を予告

　日産自動車とNMC（日産モータースポーツ＆カスタマイズ）は12月17日、2026年1月9日～11日に幕張メッセ（千葉県）で開催される「東京オートサロン2026」に出展すると発表した。

　今回のオートサロンでは、“NISMOの特別なコンセプトモデル”の発表を筆頭に、今後日本市場に投入していく日産ならではのスポーツカー、カスタマイズカーなどを計6台展示する。

フェアレディZ NISMOにMTモデル追加

フェアレディZ NISMO

　2026年夏に発売を予定している「フェアレディZ」マイナーチェンジモデルを初公開。NISMOモデルにはMTモデルが追加され、基準車ではデザインを変更することでフェアレディZらしさを向上させるとともに空力性能を追求した。会場では新たに追加される「NISMO MTモデル」が展示される。

フェアレディZ NISMOのインテリア

車中泊仕様のエクストレイル「ロッククリーク マルチベッド」が登場

エクストレイル「ロッククリーク マルチベッド」

　エクストレイルでは、9月のマイナーチェンジで追加された新グレード「ROCK CREEK（ロッククリーク）」をベースにした車中泊仕様車「ROCK CREEK マルチベッド」をはじめ、「SOTOASOBIパッケージ」「ROCK CREEK ペーシックプラス」「OUTDOOR パッケージ」「ルーフキャリアパッケージ」といった、アウトドアシーンに映えるデザインと機能を両立するアクセサリーパッケージを装着し、ギア感を一層高めたカスタマイズモデルを展示する。

　エクストレイル「ROCK CREEKマルチベッド」については、東京オートサロンへの出展に先駆け、2026年1月7日に詳細を発表するとのこと。

第3世代の新型リーフに「AUTECH」追加

新型リーフ「AUTECH」

「AUTECH」は多種多様なカスタムカーづくりで蓄積してきたNMC伝統のクラフトマンシップを継承し、スポーティでありながら高級感漂うスタイリングを伸長させたブランド。

　オートサロンの会場では、新型「リーフ」をベースにエクステリアはエモーショナルでスポーティなデザインに、インテリアは上質な素材やディテール表現により落ち着きとこだわりが感じられる、よりプレミアムな室内空間に仕上げたリーフ AUTECHを展示する。

マッチのマーチ

初代マーチ「マッチのマーチ」

　近藤真彦氏（マッチ）がTVCMキャラクターを務めた初代マーチ「マッチのマーチ」を約40年ぶりに購入。今回、MTへの換装を希望していたマッチの想いに応えたのが全国に5校（栃木・横浜・愛知・京都・愛媛）ある日産自動車大学校の学生たちで、同学校の生徒によるリレー形式の整備により、ミッション換装にとどまらず外観のリフレッシュまで手が施されたマーチを展示。

MOTUL AUTECH GT-R（2016）

MOTUL AUTECH GT-R（2016）

　2016年のSUPER GT GT500クラスにNISMOから参戦した日産のワークスマシンで、松田次生選手とロニー・クインタレッリ選手がドライブしたMOTUL AUTECH GT-Rを展示。2026年シーズンよりSUPER GT GT500クラスのチーム監督に就任する松田次生選手にゆかりのあるマシンとして展示されるという。