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ヤマハとオートリブ、新型「トリシティ300」(欧州仕様)向けエアバッグシステムを共同開発
2026年3月16日 13:18
- 2026年3月12日(現地時間) 発表
スウェーデンのオートリブ(Autoliv, Inc)は3月12日(現地時間)、ヤマハ発動機の新型三輪コミュータースクーター「トリシティ(Tricity)300」向け(ヨーロッパ仕様)に、エアバッグシステムを共同開発したことを明らかにした。
エアバッグモジュールを搭載した新型「トリシティ300」は、2026年前半にヨーロッパ仕様として市場投入予定で、エアバッグモジュールはオートリブが供給する。
二輪車事故は予測が難しく、安全性向上には包括的なアプローチが不可欠であると、今回開発された新しいエアバッグシステムは、正面衝突が発生した際にライダーを保護するよう設計された。
事故形態の多様性を踏まえ、今回のエアバッグはパネル部にシームレスに組み込まれており、衝突時にライダーの運動エネルギーを吸収しつつ、車両のバランスや収納スペースを維持できるよう設計。高い性能と信頼性を確保するため、この製品は高度なシミュレーションや実車衝突試験を含む、関連開発基準に基づく検証を実施したという。
二輪車向けエアバッグシステムは、これまで主に高価格帯の大型二輪車でのみ利用可能だった先進安全技術であったが、コミューター向けに搭載することで、より幅広いライダーへ提供するための重要な一歩となるとしている。
オートリブ 社長 兼 CEOのミカエル・ブラット(Mikael Bratt)氏は、「今回の協業は、当社のコア事業の枠を超える重要な進展であり、将来の成長に寄与するものです。また、当社の長期的な戦略アジェンダを実現するうえで大きな一歩となります。さらに、従来から四輪車の乗員に比べて保護が大幅に限られてきた二輪車ライダーの安全性向上においても、重要な前進を示すものです」と述べている。
