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「ブロンプトン東京」オープン1周年の特別イベント開催 4月限定で1か月8800円のレンタルサービスなど展開

2026年3月27日 開催
ブロンプトンの新型「Pライン」を前にしたブロンプトンジャパン・カントリーマネージャーの矢野大介氏(中)、マーケットマネージャーの曽我厚太郎氏(右)、東京ストアマネージャーの松原武彦氏(左)

 ロンドン生まれの折りたたみ自転車「ブロンプトン」。2025年のブランド創設50周年を記念して東京・神宮前に店舗を構えた日本でのフラグシップストア「ブロンプトン東京」がオープン1周年を迎え、3月27日にはそれをお祝いする特別イベントが開催された。

ブロンプトンで、もっともっと自由に

ブロンプトンのスローガン

 ブロンプトンのグローバルスローガンは、“ブロンプトンと共に人生をより自由に、より豊かに”という思いを込めた「Life Unfolded」というもの。その意味は、自転車を広げる(Unfold)動作と、それによって行動範囲と体験が広がること、ブロンプトンを手に入れることで今まで気づかなかった景色を見たり、新たなライフスタイルが展開されたりすること、「折りたたみ」という制約から解放され、自由な移動ができるようになる、というような解釈がなされるという。今回のイベントのテーマはそれをさらに発展させた「Unfold More=ブロンプトンでもっともっと自由に」。当日は、新製品の発表をはじめ、「旅」を軸にしたブランド戦略、ブロンプトンを“都市生活を再編集するモビリティ”として再定義する新ビジョンを発表。ブロンプトン東京の今後の取り組みも紹介された。

オリジナルモデルと新製品を紹介

 登壇したブロンプトンジャパン・カントリーマネージャーの矢野大介氏は、「ブロンプトンジャパンの初直営店となるこの店舗がオープンしてちょうど1年。ブランドを知ってもらう場所として800人以上のコミュニティができました。皆さまに話を聞くと、『もう都心では電車に乗らなくなりました』とか、『東京の地図が三次元で頭の中に入るようになりました』とか、『どう行ったらあそこにつながるかが細かくわかるようになりました』など、いい形で生活変化につながる体験を提供できていることがわかりました。今後も自転車をどうやって都市で展開していけるかを考え、やっていきたいと思います」とあいさつ。

 同マーケットマネージャーの曽我厚太郎氏は、1975年に創業者のアンドリュー・リッチー氏がロンドンで設計・製作した初代ハンドメイドの400台の中の1台である実車の「MK1」を紹介。「小さなロンドンの部屋からロンドンの街並みを見たときに、この街をもっと自由に動ける方法がないかな、という発想のもとで手がけた」という希少なモデルで、基本的なフォルムや折りたたみ方法が最新モデルと変わっていないのに驚かされる。

ブロンプトンの創業者であるアンドリュー・リッチー氏
初代Mk1の設計図
400台がハンドメイドで製作された最初のモデル「Mk1」
400台がハンドメイドで製作された最初のモデル「Mk1」
1988年に撮影されたロンドン・ボローレーンの鉄道高架下にあった最初の工場
現在の最新工場の様子。今もなおハンドメイドで製作されるという

 続いて、イエローカラーの新型「Pライン」を紹介。Tラインと同系統のカーボンフォーク、Gラインと同様のアルミステム、よりワイドに設計したハンドル形状などの軽量・高性能なパフォーマンスモデルで、さらに走行性能が強化されたとした。

新型Pライン

 また、2025年日本に上陸した「Gライン」は、新色のブラックモデルを紹介。拡大したホイール径やディスクブレーキの採用で、未舗装路などのアドベンチャーでの活用が拡大できるとした。

新色ブラックカラーのGライン

“都市生活を再編集するモビリティ”として再定義

 続いて登壇した東京ストアマネージャーの松原武彦氏は、原油価格の高騰に伴う移動費負担の増加を背景に、初の新生活シーズンにおける新たな通勤・移動手段の選択肢として、自転車での移動を気軽に体験してもらうことを目的とした1か月自転車通勤レンタルキャンペーン「Commute with Joy」を4月限定で行なうことを発表。

 通常1週間8800円のレンタル料金はそのままに、期間を1か月に延長することで、「通勤や日常の移動をより自由に選択できるライフスタイル」がよりリーズナブルな価格で体験できるとした。さらにブロンプトンなら単なる移動の代替手段となるだけでなく、簡単にコンパクトに折りたためるため電車やオフィスに持ち込みが可能になるので、都市生活の中でシームレスに移動手段を切り替えられる、というメリットを強調することも忘れなかった。

ブロンプトンの現在と今後の取り組みを紹介
ブロンプトン東京の目指すところ

 その後イベント参加者らはブロンプトンの試乗体験に参加し、桜が咲く国立競技場や青山霊園周辺をポタリング。筆者は自分でも古い(14年前のもの)モデルを所有しているが、試乗した新型の「Pライン」の軽快な走行性能や、「Gライン」の乗り心地のよさを体感することができた。

店舗周辺の国立競技場や青山周辺で、PラインやGラインなど最新モデルの試乗が行なわれた
ブロンプトンの試乗会が行なわれた

 また、東京・神宮前を拠点に活動するアーティスト「ステファン・エスポ・パワーズ」氏による1周年記念の特別アートステッカーなどが用意されており、今後は彼の手によるアートペイントが同店舗をキャンバスとして表現されるという。パワーズ氏が自転車に乗り始めて以来テーマとしてきた「自由」「自立性」「創造的な充足感」がウォールをはじめとする空間全体に表現されるといい、神宮前という都市とカルチャーが交差するロケーションならではの景色を創造する予定だ。

東京・神宮前を拠点に活動するアーティスト「ステファン・エスポ・パワーズ」氏による記念グッズ