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スズキ「ジムニー」ユーザーイベント初開催! 「ジムニーデイも回を重ねていきたい」と鈴木俊宏社長

2026年3月28日 開催
約1000台のジムニーが集まったジムニーユーザー向けイベント「SUZUKI Jimny Day in 湖西市」開催

春の暖かな陽気の中、約2000人が来場

 スズキは3月28日、静岡県湖西市でジムニーユーザー向けイベント「SUZUKI Jimny Day in 湖西市」を開催した。

 ジムニーデイは、ジムニーのユーザー向けイベントとしてスズキが初めて主催するイベントで、ユーザーとの接点を創出し、新たな体験と楽しみを提供することで満足度の向上を図ることを目的に開催された。

 イベント当日は晴天で少し汗ばむような気温の中、約1000台の「ジムニー」「ジムニー シエラ」「ジムニー ノマド」が集まり、約2000人の来場者がトークショーやワークショップ、オフロード同乗体験、じゃんけん大会などを楽しんだ。

ソロ、友人同士、カップル、ファミリーと、さまざまな層の約2000人が来場
トミカ55周年コラボジムニー
モンハンワイルズコラボジムニー
ジムニーアクセサリー装着車。モンハンコラボジムニーのデザインをオマージュしたフロントとリアのガーニッシュやスペアタイヤカバーなど、未発売品も装着。反響によって、発売するかどうかを判断するそう
ジムニー……ではなくスーパーキャリイのアクセサリー装着車。純正でここまで仕上げられるこだわりが詰まっている
機動隊仕様のジムニー。実際に被災地の救援にも向かった車両とのこと。希望をすれば中に乗り込むこともできた
標準仕様のジムニー、ジムニー シエラ、ジムニー ノマドも展示された
ジムニーの歴史
スズキオリジナルのレトルトカレーの試食が行なわれた。ジムニーがパッケージに描かれた「茶ひよこ豆マサラ」は全5種類の中で最も辛いカレーで、ひよこ豆の優しい味がアクセント。試食は11時からと13時からの2回、各150名分が用意されたものの、あっという間に配布終了となっていた
豚肉やうなぎなど、湖西市のご当地ブースも出展。朝から行列ができていた
イベントオリジナルのTシャツやトートバッグ、タオルのほか、公式オンラインショップ「S-MALL」で取り扱っているグッズが販売された
フォトスポットも設置
どこから来たのかパネル。お昼ごろに撮影した際は、東海地方を中心に、青森や愛媛にもシールが貼られていた
オフロード走行同乗体験も行なわれた
受け付けが開始されてから早い段階で午前も午後も満枠となる人気コンテンツだった
ナビのパネルやフロアカーペットなどの廃材を活用したワークショップも開催。子供から大人まで楽しんでいた
異なるイラストのシールを集めると限定ステッカーがもらえる来場者同士が交流するプログラムも用意。ラスト1枚のシールをめぐる、じゃんけん決戦が起きていた
本物そっくりのジムニーシエラキッズカーを乗り回せる子供向けコーナー
電動ミニジムニー(ミニだけど結構大きい)をラジコン操作できるコーナーは、子供より大人が真剣だった

ステージイベントも盛りだくさん

 オープニングイベントに登壇したスズキ 代表取締役社長 鈴木俊宏氏は、「1970年に初代ジムニーがデビューしてから今は4代目なのですが、その間、まったくこのような公式イベントをやってきませんでした。むしろ公式イベントは二輪の方が先行しておりまして、『隼駅まつり』であるとか、『KATANAミーティング』であるとか、『GSX-S/Rミーティング』、そして『Vストロームミーティング』などもやらせていただいています。2024年の隼駅まつりでは、2500台のバイクが鳥取県八頭町に集まり、8月の非常に暑いときにそれだけのバイクが集まるというイベントに成長しました。このジムニーデイも回を重ねていきたいと思っています」と、ジムニーデイの継続開催に意欲を見せた。

スズキ株式会社 代表取締役社長 鈴木俊宏氏

 続けて、「私も昔、SJ30に乗る機会があったのですが、街乗りで比べると、今のモデルは『あ、普通のクルマになっちゃったな』というような感じもしています。ですが、本来の本格4WD機能は失なわせないということで、藤崎チーフエンジニアが頑張ってくれて、今回のモデルを作り上げました。本来の本格4WDをずっと維持しながら、大人の道具として皆さまに楽しんでもらえるジムニーを作り続けたいと思いますし、そういうジムニーをぜひ皆さまに応援してもらいたいと思います」と、ファンへ呼びかけた。

 また、別途設けられたインタビューの際、鈴木社長はファミリー層が多く訪れていることに対して、ノマドが導入されたことで家族にも受け入れられやすくなったと述べ、今回のイベントは家族で来場しても楽しめるものになったと喜びを語った。

 さらに、「社内ではスイフトスポーツなどで開催したいという声が出てくるのではないかと思います。生産が終了したからといって、スイフトスポーツでイベントができないかというとそうではありません。きれいに乗ってくださっている方々もいらっしゃいますし、そういった方々のコミュニティを大切にしていくということはあるのではないかと考えています」と、他の車種でもイベントを開催する可能性があると述べるとともに、ジムニーデイについて「まだ具体的な話はありませんが、これほどの状態ですから(来年以降も)やるでしょう! やらないと言ったら怒られてしまいます(笑)。今後どのような内容にしていくかについては、さらに検討していく必要があると思います。今回実施してみて反省すべき点がありました。そういった点も含めてやり方をさらに学び、継続していくのであれば、改善しながら続けていくことになると思います」と、継続的によりよいイベントとして開催していく意向があると明らかにした。

イベント開催中、会場内を練り歩き、写真撮影に応じていた鈴木社長
駐車場ではオーナーにカスタマイズのこだわりや、ジムニーの好きなところ聞き、ときにはユーザーから“熱い要望”を投げかけられていた
オーナーのジムニーに乗り込み、記念撮影をする鈴木社長
左から、開発者トークショーに登壇した四輪 B・C商品統括部 第1カーライン アシスタントCE 柳本樹良氏、商品企画本部 常務役員 本部長 藤﨑雅之氏、四輪HEV設計部 HEV車目線横串開発課 課長 米澤宏之氏、四輪商用・クロカン商品統括本部 チーフエンジニア 佐々木貴光氏。現行のジムニーは林業や狩猟に携わるプロの実用性を最優先して開発されたことや、ホイールベースを延長してオンロードの快適性と伝統の高い悪路走破性を高次元で両立させたジムニーノマドの開発秘話などが語られた
左から、JimJamアプリ紹介に登壇したD2Cプロジェクト 部長 杉山信一郎氏、D2Cプロジェクト 新井まなむ氏、デジタル化推進部 ITシステム・人財開発センター 鈴木美和氏、デジタル化推進部 ITシステム・人財開発センター 井嶋泰地氏。「ジムニーオーナー同士のつながりを作りたい」というコンセプトで専用アプリを開発したという
左から、デザイナートークショーに登壇した四輪デザイン部モデル製作課 課長 中安基幸氏、四輪デザイン部インテリア課 課長 林田崇氏、四輪デザイン部CMFデザイン課 伊藤仁美氏。ユーザーが各自のライフスタイルに合わせて自由にカスタマイズできる“余白”をジムニーに設けていると紹介
イベント開催日が新車のジムニー(5速MT)の納車日であると告白した湖西市長 田内浩之氏。ジムニーへの愛をこれでもかと語り、湖西市の魅力も紹介した
湖西市公式コミュニケーションキャラクターのうなぽんも登場。しっぽが出ているのがチャームポイントらしい。本人(本うなぎ?)は気付いていないそう

 イベントの最後には、景品をかけて、代表取締役副社長 石井直己氏と来場者のじゃんけん大会が行なわれ、石井氏は圧倒的な強さで勝ちを連発していた。石井副社長は「朝起きてから寝るまで、ずっとジムニーのことを考えて、寝ているときにもジムニーが出てくるくらいの環境を作りたい。彼女ができたときのように、寝ても覚めても頭の中が支配されるような感じ。ジムニーへの『愛の稼働率』を100%にしたい」と話し、JimJamアプリの開発やジムニーデイの開催のほかに「3本目の矢がある」と新たな施策があることを示唆した。

代表取締役副社長 石井直己氏。じゃんけんがめっぽう強かった
「最初は“J”」から始まるのが今回のじゃんけん大会のポイント
おなじみの湯飲みやタオル、ブランケット、鈴木式織機製で織られた前掛けといった景品が送られた
最後、社長自らお見送りをしていた
集合写真