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ジャガー、バッテリEVの新型ラグジュアリー4ドアGTを2026年9月に世界初公開

2026年3月31日(現地時間) 発表
市販車モデルの新型ラグジュアリー4ドアGT

 英ジャガーは3月31日(現地時間)、初となる市販車モデルの4ドアGTを9月に世界初公開すると発表した。

 電気自動車(BEV)の新型ラグジュアリー4ドアGTは、余裕のある力強いパワーがもたらす魅力的なドライビングと、洗練された落ち着きという2つの個性を1台で具現化。活気あふれるモダンなデザイン、先駆的なテクノロジー、直感的なドライビングダイナミクスによって、未来のジャガーモデルすべての基盤となるとしている。

新型ラグジュアリー4ドアGT
新型ラグジュアリー4ドアGT

 新型ラグジュアリー4ドアGTは、ジャガーの精神を忠実に再現するため、現実世界とバーチャル環境での厳しいテストによる開発スケジュールを適用。世界中の過酷な条件と環境、デジタル領域でのテストにより、ジャガーは独自のドライビング特性を磨き上げ、4ドアGTのための推進技術の自社開発を行なうことで、他社のEVと一線を画すとした。

 新型ラグジュアリー4ドアGTはインテリジェントなトルクベクタリングとトリプルモーター技術により、1000PS以上、1300Nm以上のトルクを発揮。必要なときに必要な場所にパワーを供給し、1ミリ秒で反応するソフトウェアによって、刺激的で満足感のあるドライビング体験を実現。ダイナミックエアサスペンションとツインバルブアクティブダンパーが連携し、乗り心地を洗練させ、安定性を損なうことは一切ないとしている。

新型ラグジュアリー4ドアGTの走行イメージ

 また、発表に先駆けて開発ストーリーを公開。これまでジャガーが送り出してきた「XK120」「E-TYPE」「XJ COUPE V12」「XJS」「XJ SERIES I」といった名車を見直し、歴代のアイコニックなモデルを運転することから始め、ジャガーの本質であるダイナミックな走りを紐解き、現代的観点で構想されたラグジュアリー4ドアGTに、ジャガーの神髄を吹き込んだとした。

新型ラグジュアリー4ドアGTと歴代ジャガー車

 JLRのビークル・エンジニアリング・ディレクターのマット・ベッカー氏は、「開発の初期段階で、私たちは異例とも言える方法を取り入れ、歴代の名車を実際に運転することに時間を費やしました。何がジャガーをジャガーたらしめているかを肌で感じるためには必要な作業でした。ジャガーは常に、最高のパフォーマンスと快適性という2つの要素を完璧に調和させていますが、このことは新型ラグジュアリーGTでも例外ではありません。この新型モデルはジャガーというブランドを象徴するあらゆる要素を具現化しています。かつて創業者のウィリアム・ライオンズ卿は、『運転は喜びであるべきであり、雑用や作業であってはならない』とよく言っていました。“Spirit of JAGUAR Drive”と称したこの体験は、余裕のある力強いパワーと洗練された落ち着きという、ジャガー独自のドライビング特性の再認識につながりました。そしてこれらは、新生ジャガーが投入するラグジュアリー4ドアGTにも不可欠なものであり、その長いボンネットと低いルーフラインは、過去の名車とのつながりを強く想起させ、EVデザインの常識を覆すものです」とコメント。

 ジャガー 担当マネージング・ディレクターのロードン・グローバー氏は「私たちは開発の初期段階から、真のジャガーを目指していました。そのために、ブランドのルーツを掘り下げて理解することから始めました。過去90年間に誕生した偉大なジャガーの名作を実際に運転することが、この目的を果たす最良の方法でした。これにより、最先端の技術を搭載する新型ジャガーの誕生に向けて、明確な方向性を確立することができたのです」とコメントしている。

新型ラグジュアリー4ドアGTと歴代ジャガー車