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ホンダ、インディ500でアキュラブランド初展開 プロトタイプカーのIMSA GTPは2026年シーズン限りで一時休止

2026年4月22日(現地時間) 発表

 本田技研工業の米国子会社アメリカン・ホンダ・モーターは4月22日(現地時間)、5月開催のインディ500「インディアナポリス500」で「Acura(アキュラ)」ブランドを初露出するなど、2026年シーズンのNTTインディカー・シリーズへ取り組みを拡大していくことを明らかにした。

 その一環として、Meyer Shank Racing(MSR)のインディカーマシンにAcuraのブランドを掲出。5月開催の第110回インディアナポリス500では、マーカス・アームストロング選手がドライブする66号車にAcuraカラーが施され、同レースへAcuraブランドを初登場させる。

 Acuraのインディカーでの取り組みは、先週開催された「アキュラ・グランプリ・オブ・ロングビーチ」から始まり、フェリックス・ローゼンクヴィスト選手がドライブするMSRの60号車が、Acura誕生40周年を記念した特別カラーで参戦し、予選ではポールポジションを獲得。決勝レースでは2位に入り、ブランドの40周年に花を添えた。

 近年のNTTインディカー・シリーズは、観客動員数・テレビ視聴率ともに大きく成長しており、2025年のインディ500は過去17年で最多視聴者数を記録。2026年シーズン序盤戦も高い注目を集めている。

 HRC US(Honda Racing Corporation USA)では、Acuraのモータースポーツ活動の新たな展開として、インディカー・シリーズでのブランド価値向上に注力していくとしている。

2026年シーズン終了をもって、Acura ARX-06によるGTPクラス参戦を一時休止

2026年シーズン終了をもってIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の参戦を一時休止する。写真はAcura ARX-06

 一方でAcuraとHRC USは、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の2026年シーズン終了をもって、Acura ARX-06によるGTPクラス参戦を一時休止することも発表した。Acuraは2018年からIMSAのプロトタイプカテゴリーで活動し、これまでに25勝、ポールポジション34回、10度のチャンピオン獲得という実績を残している。

 HRC US デイビッド・ソルターズ社長は「2018年にAcura ARX-05を導入して始まったAcuraプロトタイプレーシングの時代から、2026年にハイブリッドARX-06でIMSA GTPカテゴリーを戦う現在に至るまで、私たちの成果を非常に誇りに思っています。この期間で25勝、34回のポールポジション、10回のチャンピオン獲得を達成しました。2026年シーズンを力強く締めくくるとともに、HRC US、Acura、Meyer Shank Racing、そしてOrecaでこの競争の激しいGTPクラスを支えてきた全ての仲間に感謝したいと思います」とコメントしている。