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70歳の誕生日を迎えてニュルブルクリンク24時間レースに挑む豊田章男会長 「昨年よりは順調に来ているよ」と
2026年5月3日 15:42
すでに東京オートサロン2026で発表されていることだが、TGRR(TOYOTA GAZOO ROOKIE Racing)は、5月14日〜17日に開催されるニュルブルクリンク24時間レースに参戦する。昨年同様に市販のGRヤリス パワートレーンを使い、レースレギュレーションに適合させる形での参戦となるようだ。
ドライバーはモリゾウ(MORIZO)、豊田大輔(Daisuke Toyoda)、石浦宏明(Hiroaki Ishiura)、大嶋和也(Kazuya Oshima)の4名。モリゾウはトヨタ自動車代表取締役会長 豊田章男氏のドライバーネームで、「ニュルブルクリンクはモリゾウの原点」と呼ばれるほど思い入れのあるレースになる。
THE GAZOO RACING STORY | スペシャルコンテンツ | ニュルブルクリンクへの挑戦
https://toyotagazooracing.com/jp/nurburgring/special/story/
モリゾウ選手こと豊田章男会長は、5月3日に70歳の誕生日を迎え、次のニュル24時間挑戦は70歳で挑むというものになる。
スーパーGT第2戦富士に訪れていた豊田章男会長に、70歳で挑むニュルブルクリンク24時間レースについて聞いてみると「昨年よりは順調に来ているよ」と。2025年のニュルブルクリンク24時間レース挑戦は、東京オートサロン2025への参加を欠席したように、体調不良もあった年での参戦だった。
具体的には腰回りの調子が今ひとつであり、それはGRヤリスの縦引きPKB(パーキングブレーキ)誕生の背景にもなっている。この縦引きPKB、そしてレースで鍛えたステップATである8速GR-DATの搭載もあり、2025年のGRヤリスはニュルブルクリンク24時間レースを完走してクラス優勝。市販車のパワートレーンで完走を成し遂げるなど、GRヤリスの優秀さを裏付ける形となった。
モリゾウ選手はその中で、2日間にわたって2スティント合計15周を走行。モリゾウ選手自身が、スーパー耐久に参戦することで進化してきたことを具体的に示す結果となった。
2026年の参戦は、そのモリゾウ選手が70歳を迎えての参戦であり、昨年の厳しい状況よりは順調に来ているとのこと。順調な状態で挑んでも何があるか分からないのが、ニュルブルクリンク24時間レースになる。TGRRがどのような結果を持ち帰り、どのような形で市販車に反映されていくのか、その結果を楽しみにしたい。
ちなみに2025年に得られたニュルブルクリンク24時間レースでの知見は、「GRヤリス MORIZO RR」(以下、モリゾウRR)という特別仕様車に結実。スーパーGT富士を開催中の富士スピードウェイに展示されている。

