ニュース
フォーカル、カスタムインストレーション向けカースピーカー「スレートファイバー」第2世代モデル6機種
2026年5月27日 07:00
- 2026年6月1日 発売
ラインアップの拡充で、魅力を活かした一貫性あるシステムを構築可能
フォーカル・オーディオ・ジャパンは、フランス FOCAL(フォーカル)社製カスタムインストレーション向けカースピーカー「SLATEFIBER」(スレートファイバー)の第2世代モデルとして、165mm 3ウェイセパレートキット「165 SF 3」、200mm 2ウェイセパレートキット「200 SF」、165mm 2ウェイセパレートキット「165 SF」、165mm 2ウェイコアキシャルキット「C 165 SF」、65mmミッドレンジ「65 SF」、200mmサブウーファー「SUB 20 SF」の計6機種を6月1日に発売する。
価格は165mm 3ウェイセパレートキット「165 SF 3」が9万9000円、200mm 2ウェイセパレートキット「200 SF」が7万1500円、165mm 2ウェイセパレートキット「165 SF」が6万500円、165mm 2ウェイコアキシャルキット「C 165 SF」が5万5000円、65mmミッドレンジ「65 SF」が3万8500円、200mmサブウーファー「SUB 20 SF」が7万1500円。なお、ラインアップはすべて車種専用設計ではないため、装着には加工などが必要となる場合があるとしている。
今回発売されるSLATEFIBER第2世代モデルは、FOCALのカースピーカー群としてはミドルクラスに相当するカスタムインストレーション(高性能汎用)ラインで、2019年に開発された最新の振動板素材を採用した、技術的にもっとも進化したシリーズでもあるという。
SLATEFIBER第2世代モデルは、航空機や自動車などの軽量化に貢献している再生炭素繊維によるカーボンコンポジット技術を世界で初めてオーディオ分野に応用したSLATEFIBERコーンを採用。SLATEFIBERコーンは、ホーム用Hi-Fiスピーカー「CHORA」(コーラ)シリーズのために開発し、2019年にリリースしたFOCAL最新の振動板素材となる不織タイプの再生炭素繊維と熱可塑性ポリマーを組み合わせており、シンプルな単層構造でありながら、独自の革新的な素材選択と製法によって、上級シリーズのWサンドイッチ構造(3層)にも迫る優れた物理特性を獲得した。
また、整列したカーボンファイバー素材が高密度に積み重なって生まれるランダムなテクスチャーと、スレートブルーの深い色調が醸し出す、近未来的な外観も魅力となっている。
特別な製造技術を必要とするSLATEFIBERコーンは、全数がフランス国内の専用工場で一貫生産されており、専用の生産設備による厳密な品質管理によって、スピーカー振動板に求められる高剛性、適度な内部損失、超軽量のすべてを高度かつ理想的なバランスで達成している。
一方、トゥイーターには車載用に求められる広範な指向特性と低歪率を誇るインバーテッド・アルミドームトゥイーターを、ネットワークにはスピーカーユニット1本につき1台の独立したネットワーク筐体を備えたハイパス/ローパス完全独立式を「C 165 SF」「SUB 20 SF」「65 SF」(単品)を除く3ウェイおよび2ウェイのセパレートキットに採用するなど、価格帯を抑えながらオーディオ的な妥協を排した本格的なシステム構成とした。
さらに、今回の第2世代モデルでは、製品ラインアップを大幅に拡充。第1世代
が165mm 2ウェイセパレートキット(PS 165 SF)と165mm 2ウェイコアキシャルキット(PC 165 SF)の2機種であったのに対し、第2世代では新たに165mm 3ウェイセパレートキットと200mm 2ウェイセパレートキット、65mmミッドレンジ(ペア単位での販売)、200mmサブウーファー(1本単位での販売)が加わり、SLATEFIBERの魅力を最大限に活かした、より多彩で一貫性のあるシステムが組めるようになった。
3ウェイセパレートキット「165 SF 3」の主な特徴
新開発の専用ウーファーを投入した、妥協のない本格3ウェイ
SLATEFIBER初の3ウェイシステムとなる165mm 3ウェイセパレートキット「165 SF 3」は、システムの要となる65mmミッドレンジ、165mmウーファーともに完全新設計ユニットとなり、特に165mmウーファーには2ウェイシステム用とは異なる大径センターキャップを装着した3ウェイ専用タイプを採用し、再生帯域の主眼を低域側にシフトすることで、3ウェイならではの再生レンジと音のスケールを求めている。
また、同じくSLATEFIBER初となる65mmミッドレンジは、近年の車種で採用例の多い65~80mm径クラスの純正スピーカーとの交換装着を考慮して、フレーム外寸を可能な限り小型化。3種類のマウントブラケット(付属)を必要に応じて組み合わせることで、多様な車種へのインストール性を高めた。
165mm口径SLATEFIBERコーンウーファー(3ウェイ専用タイプ)
不織タイプの再生炭素繊維によるカーボンコンポジット技術を世界で初めてオーディオ分野に応用した独自のSLATEFIBERコーンウーファーを採用。方向性をそろえた繊維配列がもたらす高い剛性、不織製法ならではの内部損失の適切さ、超軽量化によるレスポンスの速さといった、すべてが上級シリーズのWサンドイッチコーンに迫る特性を示し、豊かでダイナミックな中音とハイスピードな低音をもたらすとした。
また、「165 SF 3」には、大型センターキャップの3ウェイ専用165mmユニットを新たに開発・採用。ウーファーフレームは軽さと強靭さを両立するローターデザインのアルミダイキャスト製としている。
ウェーブガイド付きインバーテッド・アルミドームトゥイーター
FOCAL独自の反転(インバーテッド)ドームと、振動板前面に取り付けたウェーブガイドとの相乗効果で指向特性を車載専用に最適化し、広い聴取エリアでフラットな周波数特性が得られるウェーブガイド付きインバーテッド・アルミドームトゥイーターを採用。振動板は定評あるアルミ-マグネシウム合金製、支持部にはUtopiaシリーズのベリリウムトゥイーターなどとも共通のポロン(POLON)製サスペンションを導入し、トゥイーターでもっとも耳に付きやすい帯域とされる2~3kHz付近の歪みをおよそ3分の1に低減することで、より上質な高域再生を実現した。アングルマウント/フラッシュマウント対応のマウントアダプターも付属している。
中域再生に特化したコンパクト設計の65mmミッドレンジ
SLATEFIBER初となる65mmミッドレンジは、3ウェイシステムの中域再生に特化した専用設計とし、中音域におけるパフォーマンスの充実を最優先に、再生周波数帯域やインピーダンス特性の最適化が図られている。
具体的には、磁気回路にスペース効率に優れた高密度ネオジムマグネットを、フレームにはシリーズ唯一となる黒色パウダーコート塗装のスチール製を採用し、外形寸法やフランジ部の厚みを抑えてインストールの可能性を拡大。付属のトヨタ系、メルセデス・ベンツ系、GM系の3種類の取り付けブラケットを組み合わせて使用することで、約65~80mm径クラスの純正ミッドレンジスピーカーとの交換装着を容易にした。
ハイパス/バンドパス/ローパス完全独立式ネットワーク
トゥイーター用(ハイパス)、ミッドレンジ用(バンドパス)、ウーファー用(ローパス)のネットワークを左右別筐体に収めたハイパス/ローパス完全独立式ネットワークを装備。スピーカーユニット1本につき1台の専用ネットワークを割り当てることで帯域間の相互干渉が抑えられ、ノイズや歪みの影響を受けにくく、高音質が期待できるほか、各スピーカーユニットへの近接配置やマルチアンプ駆動など、インストールの自由度も高められるようになっている。またトゥイーター用とミッドレンジ用のネットワークにはレベル調整スイッチを装備しており、ウーファーを基準に-3、0、+3dBの3段階のレベル調整ができる。
2ウェイセパレートキット「200 SF」「165 SF」の主な特徴
200mmウーファー搭載モデルも選べる2ウェイセパレートキット
SLATEFIBERの2ウェイセパレートキットには200mmウーファー搭載モデル「200 SF」、165mmウーファー搭載モデルの「165 SF」を用意。このうち完全新設計の薄型ウーファーを搭載した「200 SF」は、大口径ウーファーのドア装着を可能にする新サイズで、一部の米国車や日本車に採用される20cmクラスの薄型ドアスピーカーとの交換装着にも対応した。また「165 SF」は従来の「PS 165 SF」の改良版として、さらなる音質チューニングや外観デザインのブラッシュアップが図られた。
200mm/165mm口径 SLATEFIBERコーンウーファー(2ウェイ専用タイプ)
不織タイプの再生炭素繊維によるカーボンコンポジット技術を応用した独自のSLATEFIBERコーンに、中高域のレスポンスや指向特性を最適化するフェイズプラグを組み合わせて、トゥイーターとの自然な音のつながりを追求した2ウェイ専用設計ウーファーを採用。方向性をそろえた繊維配列がもたらす高い剛性、不織製法ならではの内部損失の適切さ、そして超軽量化によるレスポンスの速さ、そのすべてが上級シリーズのWサンドイッチコーンに迫る特性を示し、豊かでダイナミックな中音とハイスピードな低音をもたらすとした。
「200 SF」はFOCAL Car Audio初となる薄型設計の200mmウーファーで、取り付け奥行き寸法は63mmとし、20cmクラスならではの豊かな低音再生をドアなどの限られた取り付けスペースで実現する。一方、「200 SF」と磁気回路を共有する「165 SF」は取り付け奥行き寸法70mmのレギュラーサイズで、いずれも背面開口率を高めたローターデザインのアルミダイキャスト製フレームを採用している。
また、ウェーブガイド付きインバーテッド・アルミドームトゥイーターやハイパス/ローパス完全独立式ネットワークも採用している。
2ウェイコアキシャルキット「C 165 SF」の主な特徴
よりシンプルなインストレーションのための165mm 2ウェイコアキシャルキット
「C 165 SF」は、2ウェイセパレートキット「165 SF」と同等のSLATEFIBERコーンウーファーとインバーテッド・アルミドームトゥイーターとを同軸状に一体化した2ウェイコアキシャルキット。トゥイーター用の配線とネットワークを本体内に収めたオール・イン・ワン設計により、追加の配線作業を不要とし、純正スピーカーからの交換装着も手軽に行なえるようにした。
取り付け奥行き寸法は「165 SF」と同じ70mmで、背面開口率を高めたローターデザインのアルミダイキャスト製フレームを採用している。
ミッドレンジ「65 SF」の主な特徴
「165 SF 3」用の65mmミッドレンジを単品販売
「65 SF」は、3ウェイセパレートキット「165 SF 3」用の65mmミッドレンジを単品(ペア)として商品化したモデル。コンパクト設計と最大80Wの高耐入力、3種類(トヨタ系、メルセデス・ベンツ系、GM系)を同梱する取り付けブラケットなどにより、純正スピーカーとのリプレイスからカスタムインストレーションまで、さまざまな用途に応用可能。ユニット保護用のフィルターコンデンサー(ローカット)も付属している。
サブウーファー「SUB 20 SF」の主な特徴
取り付け奥行き寸法90mmの薄型設計で最大入力400Wを誇るサブウーファー
「SUB 20 SF」は、フランス国内の専用設備で生産されるSLATEFIBERコーンを搭載した、シリーズ初のサブウーファー。最大入力400W/出力音圧レベル87dBのパワフルかつ高効率なスペック、200mmの口径に対して取り付け奥行き寸法を90mmに抑えた薄型設計により、現在のカスタムインストレーションの主流となっているコンパクトな密閉式エンクロージュアで真価を発揮する仕様とした(推奨容量10~15L)。頑強なアルミダイキャスト製フレームは高い背面開口率を求めたローターデザインで、配線端子には扱いやすく信頼性の高い金メッキ仕上げのワンプッシュターミナルを採用した。










