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モービルアイ、ステランティスの次世代モデルにクラウド連携型ADAS供給

2027年以降にREM技術でハンズフリー運転などの利用エリア拡大へ

2026年7月21日 発表

 Mobileye(モービルアイ)は7月21日(現地時間)、Stellantis(ステランティス)が2027年以降に投入する次世代モデルの一部に、Mobileyeのクラウド連携型先進運転支援技術「Cloud-Enhanced Advanced Driver Assist」が採用されることを明らかにした。

 今回「Cloud-Enhanced Advanced Driver Assist」の採用により、StellantisはMobileyeの「REM(Road Experience Management)」技術を活用するグローバル自動車メーカーの1社となる。

 モービルアイのREMは、車両から収集した道路情報をクラウド上で統合・解析し、最新の道路環境情報を各車両へ配信する道路インテリジェンス基盤で、米国や欧州の公道の95%以上をカバーする。2025年には800万台を超える車両から、走行距離340億マイル(約547億km)分のデータが生成された。

 クラウド連携型ADAS「Cloud-Enhanced Advanced Driver Assist」を通じてREMを活用することで、車線区画線のない道路にも対応する高度な車線維持支援から、指定されたエリアおよび条件下で利用できるドライバー前方を注視した状態でのハンズフリー運転まで、幅広い機能を支えるとしている。

 MobileyeのREM技術は、「EyeQ」を搭載した車両の前方カメラを活用し、道路構造や走行環境に関するデータを必要な項目に限定してクラウドソーシング方式で収集。収集対象には縁石や横断歩道の位置、車両が通常走行する経路などが含まれる。収集されたデータは匿名化されたうえでクラウドへ送信され、自動的に処理・統合される。

「REM」では、信号機や車線の位置、道路ごとの快適な走行速度の目安をはじめ、道路形状や走行環境に関する属性情報が継続的に更新され、走行中の車両へ配信。世界各地を走行する多数の車両から継続的にデータを収集することで、高い道路カバー率と情報の最新性を維持し、道路工事などによる走行環境の変化にも対応可能としている。

 ステランティスでは、2027年に米国市場向けに投入される次世代モデルの一部で最初の導入を予定しており、その後、車両プラットフォームや仕様に応じて搭載対象を順次拡大する計画となっている。