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ピニンファリーナが南海電鉄の「次期空港特急車両」のデザイン担当に決定 日本の鉄道車両デザインは初
2026年8月10日 10:00
- 2026年8月6日 発表
南海電気鉄道は8月6日、なにわ筋線に乗り入れる「次期空港特急車両」のデザインパートナーとしてイタリアのピニンファリーナと共創すると発表した。車両デザインやコンセプトなどの詳細は、今後順次アナウンスするとしている。
大阪・難波と関西国際空港を結ぶ「空港特急ラピート」は、空港アクセスを担う南海をイメージするシンボルとして1994年9月4日に運行を開始し、延べ約7600万人が利用してきた鉄道路線(2026年6月末現在)。
南海電鉄は、30年以上にわたってラピートが築いてきた価値と精神を未来へ継承するとともに、なにわ筋線開業を契機とした新しい時代のNANKAIグループのフラグシップとなることを目指し、「次期空港特急車両」の開発に取り組むとしている。
ピニンファリーナは、1930年の創業以来、96年にわたりフェラーリ、マセラティ、ロールス・ロイス、ホンダをはじめとする世界的ブランドを手掛け、時代を超えて愛される数々の名作を生み出してきたデザイン工房。
南海電鉄は、その本質を形にする力と、時代を超えて愛される価値を創造する姿勢に共感し、単なるデザイン工房としてではなく、ラピートが築いてきた価値を未来へ継承し、新しい時代を象徴する存在を共に創り上げるパートナーとしてピニンファリーナを選定したとしている。
ピニンファリーナが日本の鉄道車両デザインを手掛けるのは今回が初めてで、卓越したイタリアンデザインの象徴として世界的に認知されているピニンファリーナのエンブレムを車両に掲出する予定。両社がそれぞれ培ってきた歴史、理念、デザイン文化を結集し、あわせて200年を超える伝統を融合することで、ラピートの価値を未来へ継承し、新しい時代を象徴するフラグシップの創造に挑戦するという。
南海電気鉄道 梶谷知志社長のコメント
関西と世界を結ぶ玄関口にふさわしい、新たな空港特急を創り上げたい。その想いのもと、私たちは次世代の空港アクセスサービスの実現に挑戦します。1994年の関西国際空港開港以来、多くのお客さまにご利用いただいてきた空港特急「ラピート」。その価値と精神を受け継ぎながら、次期空港特急においても、時代を超えて愛され、日本を代表する鉄道車両となることを目指します。その実現に向けて、96年にわたり世界中で愛されるデザインを創出してきたピニンファリーナ社と協業します。時代を超えて愛される価値を創造したいという両社の想いを融合し、関西の玄関口にふさわしく、世界に通用する魅力を備えた新しい時代の空港特急を開発してまいります。
ピニンファリーナ パオロ・デラッチャCEOのコメント
当社にとって大きな節目となる本プロジェクトで、南海電鉄と協業できることを大変誇りに思います。本プロジェクトは、初めて日本向けにデザインする鉄道車両となります。長年にわたり日本との深い絆を育んできた当社にとって、今回の協業は、イタリアの先駆的な高速鉄道「ETR500」やロンドンとパリを結ぶ「Eurostar e320」をはじめ、欧州各地のプロジェクトを通じて数十年にわたり培ってきた鉄道デザインの知見を、日本という新たな市場で発揮する貴重な機会です。優れた交通デザインとは、美しさ、革新性、快適性、そして効率性をシームレスに融合させるものであると考えています。南海電鉄の目指す姿と、ピニンファリーナならではのデザインの伝統を体現した、新たな旅の体験を形づくる一助となることを楽しみにしています。また、この節目となるプロジェクトに対する当社の本格的な参画と強い決意を示すピニンファリーナのエンブレムが車両に掲出されることを誇りに思います。





