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キャデラック、新型コンセプトカー「V-ONE」 ブランド初のシングルシーターモデル

2026年8月14日 発売
キャデラック新型コンセプトカー「V-ONE」

 キャデラックは8月14日、レースで勝利を収めてきたブランドの伝統と、キャデラックならではの洗練されたデザインを融合させたコンセプトカー「V-ONE」を発表した。

 コンセプトカー「V-ONE」は、キャデラックのLMDhレーシングプログラムをルーツとし、レーシングカー「V-Series.R」から着想を得ていて、キャデラックデザイン、キャデラックレーシング、そしてシャシーコンストラクターのダラーラが共同開発し、ファクトリーレベルのプロトタイプ性能とテクノロジーを融合。

新型コンセプトカー「V-ONE」

 V-Series.Rは2023年の登場以来、IMSAウェザーテック選手権とFIA世界耐久選手権の両選手権を合わせると10勝、16回のポールポジション、32回の表彰台を獲得。この実績には、2023年はIMSAウェザーテック選手権におけるマニュファクチャラー、チーム、ドライバーの3タイトルを獲得。2025年のル・マンではハイパーポール。そしてサンパウロで開催されたFIA世界耐久選手権ではキャデラック初の1-2フィニッシュなどが含まれている。

2023年に登場したレーシングカー「V-Series.R」

 V-ONEのパワートレーンは「V-Series.R」と共通の基盤を持つV8ハイブリッドパワートレインで合計出力830PSを発生。また、ダブルウィッシュボーン式サスペンション、プッシュロッド式コイルスプリング、フロントとリアの横方向および上下方向ダンパー付きトーションスプリングエレメントなどサスペンションも、「V-Series.R」と共通のコンポーネントを採用。さらに、トランスミッション、一部の電子機器など、レース由来のアーキテクチャも「V-Series.R」と共有し、レース由来の基盤を持ちながらも、V-ONEは同等のパフォーマンスを維持しながら、操作性を向上させている。

新型コンセプトカー「V-ONE」
新型コンセプトカー「V-ONE」

 外観は「V-Series.R」のプロポーションと視覚的な意図を忠実に継承しつつ、より先進的で、より技術的で、キャデラックのラグジュアリーさをより際立たせる洗練されたディテールを採用。新しいVシリーズのホイールデザインと、ダークな雰囲気を漂わせるVシリーズのバッヂも備える。手作業でスプレー塗装した銀色から濃い紺色へのグラデーションは、耐久レースにおける昼から夜への移り変わりを表現したという。

 インテリアは、ドライバーの仕様に合わせてカスタマイズしたシングルシート仕様で、ステアリングのデザインは、レーシングカーのステアリングを再現し、ボタン配置はレーシングエンジニアによってカスタマイズも可能。露出したカーボン構造と没入感のあるカスタムUX/UI、そして高度にパーソナライズされた素材を融合させることで、キャデラックのパフォーマンスラグジュアリーを一層高めている。キャデラックコレクションのリサイクル生地を含む、厳選された素材を採用したほか、ドアにはシリアル番号入りの銘板があしらわれている。

新型コンセプトカー「V-ONE」のインテリア
新型コンセプトカー「V-ONE」のインテリア

 グローバル・キャデラックのエグゼクティブ・デザイン・ディレクター、ドミニク・ナジャフィは、「キャデラックV-ONEコンセプトは、顧客パフォーマンスコンセプトの究極の具現化であり、将来のキャデラックVシリーズブランドに対する当社の野心を明確に示すものです」と述べている。

新型コンセプトカー「V-ONE」