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ヒョンデ、第5世代となる新型「TUCSON(ツーソン)」を米国で世界初公開
オフロード性能を高めた「ツーソン XRT PRO」も同時発表
2026年10月1日 17:12
- 2026年10月1日(現地時間)公開
韓国ヒョンデ(Hyundai Motor Company)は10月1日(現地時間)、第5世代となる新型「TUCSON(ツーソン)」を米国で世界初公開した。標準モデルに加え、オフロード性能を高めた「TUCSON XRT PRO(エックスアールティー プロ)」も同時に発表されている。
「ツーソン XRT PRO」は悪路走行性能を高めたモデルで、ヒョンデ初となるオフロード走行支援機能「Smart Terrain Assist(スマート・テレイン・アシスト/STA)」を搭載。また、最低地上高は標準モデル比で30mm高い210mmを確保したほか、オールテレーンタイヤやリカバリーフックを装備。本格的なアウトドアレジャーや未舗装路など、多様な走行シーンに対応する高い走破性を備えるという。
新型ツーソンは、「The Boldest SUV」をコンセプトにヒョンデのデザイン言語「Art of Steel(アート・オブ・スチール)」を採用。鋼材が持つ力強さと精緻な造形美から着想を得たデザインにより、SUVらしい存在感と洗練された逞しい佇まいを両立した。張り出したフェンダーや立体感のあるボディサーフェス、シャープなキャラクターラインを組み合わせることで力強さと先進性を表現したという。
ボディサイズはロングホイールベース仕様で4700×1905×1685mm(全長×全幅×全高)となり、それぞれ60mm、40mm、20mm先代モデルから拡大。ホイールベースは2785mmとした。また、ドア開口角度を従来の73度から83度へ拡大することで、乗降性や荷物の積み下ろし性も高めている。
インテリアは家具から着想を得た「Furnished Space(ファニッシュド・スペース)」をコンセプトに設計。インストルメントパネルは2段構成とし、上段は水平基調のデザインを採用することで視覚的な広がりを演出。下段は大容量のオープンコンソールトレーを配置し、利便性を高めた。ダッシュボードやドアアームレストなど乗員の手や肌が触れる箇所には柔らかく厚みのあるクッション素材を採用し、上質な触感とまるでリビングのようなリラックス空間を実現した。
また、「Eyes on the Road, Hands on the Wheel」の考えに基づき、運転中の視線移動や操作負荷を軽減するコクピット設計を採用。ダブルDカットステアリングホイールとその上部に配置した9.9インチスリムディスプレイにより視認性を高めるとともに、センターディスプレイ下部には空調やオーディオなど使用頻度の高い物理スイッチを配置し、直感的な操作性を確保した。
さらにAndroid Automotive OS(AAOS)をベースとした次世代インフォテインメントシステム「Pleos Connect(プレオス・コネクト)」を搭載。仕様に応じて17インチまたは12.9インチのメインディスプレイと、9.9インチのスリムディスプレイを組み合わせることで、優れた視認性と直感的な操作性を実現している。
その中核を担う「Gleo AI(グレオ・アイ)」は、自然な会話形式で操作できるエージェント型AI。ユーザーの発話内容だけでなく、その意図や文脈を理解しながら情報を提供する。例えば、「30分以内で行ける駐車場付きのハイキングコースを探して」といった自然な言葉によるリクエストにも対応し、位置情報や条件を踏まえた提案を行なう。また、「Pleos Connect(プレオス・コネクト)」はOver-the-Air(オーバー・ザ・エア)アップデートにも対応しており、販売店へ来店することなくソフトウェアの機能改善やセキュリティ更新、新機能の追加を継続的に受けることが可能になっている。
一方、パワートレーンはガソリン(ICE)、ハイブリッド(HEV)、プラグインハイブリッド(PHEV)を展開。次世代ハイブリッドシステムはP1モーター(13kW)とP2モーター(47.7kW、PHEVモデルは79kW)によるデュアルモーター構成を採用。また、HEVモデルには専用制御機能「E-Traction(イー・トラクション)」を搭載し、コーナリング時の駆動力を最適に制御することでタイヤのスリップを抑制し、安定した旋回性能と自然なハンドリングをサポートするという。
さらに、新採用された「HEV Stay Mode(HEVステイ・モード)」では、停車中にエンジンを始動することなく、エアコンやオーディオ、各種デバイスへの給電を可能にした。すべてのパワートレーンに「統合型電動ウォーターポンプ(EWP)」を採用し、冷却回路を結合することでシステムを簡素化し、軽量化と優れた熱効率の向上、さらなる信頼性向上に貢献するとのこと。
プラグインハイブリッド(PHEV)モデルは、1.6リッターターボエンジンと高出力モーターを組み合わせ、システム最高出力292PSを発生。17.1kWhのバッテリを搭載し、約81km(推定値)のEV走行が可能になっている。


