ニュース

ダイハツ、「アンモニア/水素混焼エンジン」実機初公開へ 「ジャパンモビリティショービズウィーク2026」出展概要発表

「エネルギーをつなげる」「ひとをつなげる」をテーマに共創パートナーを募集

2026年10月6日 発表
自工会合同展示ブースで実機初公開されるアンモニア/水素混焼エンジン

 ダイハツ工業は10月6日、開発中の「アンモニア/水素混焼エンジン」の実機を幕張メッセ(千葉県千葉市)で10月13日~16日に開催される「Japan Mobility Show Bizweek 2026」で初公開すると発表した。

「アンモニア/水素混焼エンジン」の実機は同社で開発中のもので、液化が容易で水素の運搬媒体として期待されるアンモニアを活用し、カーボンニュートラル燃料の選択肢を広げる取り組みとして、日本自動車工業会合同展示ブースで初公開される。

 専用タンクに充填したアンモニアの一部を、エンジン上部に搭載したプラズマリアクターや触媒を用いて水素に改質し、燃えにくいアンモニアと混焼させることで、航続距離の確保と安定燃焼の両立を図るという。

 ダイハツでは、アンモニア改質、排ガス浄化、小型化、安全技術、供給インフラといった課題解決に向けた共創パートナーを募集する。

アンモニア/水素混焼システムの車両搭載イメージ

「アンモニア/水素混焼エンジン」のほかにも、今回の出展では「エネルギーをつなげる」「ひとをつなげる」の2つのテーマのもと展示を行なう。

 エネルギー領域の展示として、バッテリEV(BEV)を活用した直流主体の「地域マイクログリッド」や、滋賀県竜王町で取り組む「カーボンニュートラル燃料(バイオガス)」のプロジェクトも紹介。マイクログリッドの展示では、電力変換器を移動可能なコンテナに集約するとともに、BEVを移動可能な蓄電池として活用し、災害時の電力供給や平常時のCO2低減に貢献するシステムを提示する。

「ひとをつなげる」テーマでは、来場者の服装や雰囲気をAIが解析して歴代車から最適な1台を提案するDXアプリ「DAIHATSU×stAIle(ダイハツ×スタイル)」を初公開。

 そのほか、製造現場の担当者が自らAIを活用した検知システムを構築・実装できるノーコードツール「D-AI-hatsu Vision」や、福祉・介護施設の送迎業務を地域で共同化するサービス「ゴイッショ」の展示を行ない、デジタル関連企業や自治体、交通事業者などとの連携を進める。

ダイハツブースのイメージ

「Japan Mobility Show Bizweek 2026」開催概要

会期:2026年10月13日~10月16日
会場:幕張メッセ国際展示場(千葉県千葉市美浜区)
主催:一般社団法人日本自動車工業会