パイオニア、日産とカーナビのプローブ情報を相互活用 スマートループ渋滞情報とカーウイングス・プローブ情報をデータ交換 |
パイオニアは11月26日、自社の「スマートループ渋滞情報」と、日産自動車の「カーウイングス・プローブ情報」を、10月より月に1度データ交換していることを発表した。
スマートループ渋滞情報は、パイオニア製カーナビ搭載車から得られるリアルタイムの渋滞情報を蓄積したもので、VICS情報とあわせることで高精度な渋滞予測を可能にするというもの。一方日産も同社製カーナビ「カーウイングス」搭載車からの走行履歴を収集することで、独自の交通情報を配信している。
今回の発表は、これら両社のデータを月に1度交換することで、交通情報に反映し、より精度の高いルート探索を実現していくというもの。
なお、すでにパイオニアは2008年から本田技研工業のカーナビ「インターナビ」とプローブ情報の相互活用を開始しているが、インターナビからのデータを日産に提供することはなく、またカーウイングスからのデータをホンダに提供することも現時点では予定していないと言う。
(編集部:谷川 潔)
2009年 11月 26日