i-MiEVの電池パック

　三菱自動車工業は1月18日、電気自動車「i-MiEV」の電池パック組立を、同社の水島製作所に移管すると発表した。i-MiEV販売の本格化、PSAプジョー・シトロエン向けOEM供給を控え、増産の余地を確保するため。

　同製作所の電池パック組立ラインは、既存の設備を改修して使用する。ラインの稼働時期は6月頃。

　i-MiEVの電池パックは現在、同社とGSユアサ、三菱商事の合弁によるリチウムイオン電池メーカーであるリチウムエナジージャパンの滋賀事業所で行っている。同事業所にバッテリートレイ、トレイカバー、バッテリークロスメンバーなどを部品会社から納入し、電池と組み合わせて水島製作所に納入している。

　この組立工程を水島製作所に移管する。電池は引き続きリチウムエナジージャパンから調達する。