TOYO TIRESターンパイク、「桜のトンネルまつり」でタイヤ点検 満開は来週末。ゴルフR/シロッコR試乗会も |
TOYO TIRES ターンパイクでは3月27日~4月11日、「桜のトンネルまつり」を開催している。
TOYO TIRESターンパイクは、神奈川県小田原市早川から足柄下郡の大観山山頂へ登る13kmの「箱根小田原本線」などからなる有料観光道路だが、その全線に約1000本の桜が植樹されている。市街地より高度があるので、開花時期が市街地よりも遅く、またターンパイク内でも標高差があるため場所によって開花時期が異なり、長期間、桜を楽しめる。
桜のトンネルまつりは、そんなターンパイクの魅力をアピールするもので、今年は3月27日~4月11日の毎週末、さまざまイベントが行われている。4月4日に訪問してみた。
御所の入り駐車場から桜のトンネルをくぐって頂上へ向かう試乗車 |
■桜はまだ5分咲き、来週には満開に
早川料金所からターンパイクに乗り入れ、2kmほど進むと、ソメイヨシノのトンネルが早くも現れる。4.5km地点にある「御所の入り駐車場」はまさに桜のトンネルの真ん中で、ここが桜のトンネルまつりの会場の1つとなっている。
ここではフォルクスワーゲン グループ ジャパンによる「ゴルフR」「シロッコR」「ティグアンRライン」の試乗会と、京商の小型ラジコンカー「ミニッツレーサー」の体験走行コーナー、箱根プロモーションフォーラムのブースが設けられている。
ゴルフR、シロッコRは3月に発売されたばかりの、2リッターターボエンジンを搭載するホットモデル。ティグアンRラインは、スポーティな小型SUV。各1台が用意され、いずれも試乗時間は15分間。御所の入り駐車場から大観山頂上のビューラウンジへ駆け上がり、折り返して戻ってくるコースとなる。
クルマ好きのドライブコースとしてもおなじみのターンパイク、試乗コースとしても絶好で、これら3台の試乗は大人気。試乗時間は10~15時だが、受付開始から1時間ほどで当日の試乗枠はすべて埋まってしまったと言う。
京商のイベントは4日で終了するが、フォルクスワーゲンの試乗会は10日にも行われる。10日は試乗車にパサート ヴァリアント R36が加わり、ニュービートル生産終了記念キャンペーン車「サクラサク ニュービートル」も展示される。
さて4月4日のターンパイクのソメイヨシノの開花状況だが、5分咲きといったところ。市街地ではすでに満開だが、ターンパイクではやはり開花が遅め。桜のトンネルまつり期間中は、御所の入り駐車場周辺の桜がライトアップされるとのことで、花見のチャンスを逸した向きも、ターンパイクに来ればまだまだ桜を満喫できるだろう。
いつになく混雑していた御所の入り駐車場 | 試乗車のシロッコRとゴルフR |
■タイヤ点検はビューラウンジで
御所の入り駐車場を出て、桜のトンネルを抜けて山を駆け上がった先、大観山山頂のTOYO TIRESビューラウンジもイベント会場。ここではTOYO TIRESによる無料タイヤ点検が行われている。
会場には2台分のピットが設けられ、TOYO TIRESの専門家チームによって素早く空気圧、残溝、キズの有無などタイヤの状態がチェックされる。ほんの5分ほどですべて終了するが、溝不足、釘踏みや亀裂、編摩耗などがあれば、ドライバーにその詳細と、早めに処置するように伝える。また問題がなくとも、車やタイヤに合わせたアドバイスが送られる。
こちらも開始から2時間ほどで20台がチェックを受ける盛況ぶり。ターンパイクに来るほどのクルマ好きだから、タイヤの重要性はよく分かっているものの、クルマを前にするとドライブに意識が行ってしまい、ついチェックを忘れがちと言う(記者もそのクチだが)。そんなクルマ好きこそ、受けておきたい点検であった。
ビューラウンジ駐車場の無料点検会場 | ピットにクルマを入れると、数人がかりでチェックが始まる | |
残溝をゲージでチェック | 問題がなければチェックは3分ほどで終了 | チェックシートがドライバーに渡される |
TOYO TIRESのラインアップも展示 |
(編集部:田中真一郎)
2010年 4月 5日