フィアット、Dieselコラボ第2弾は「500C」ベース アイドリングストップとバイキセノンヘッドライトを標準装備 |
フィアット グループ オートモービルズ ジャパンは4月12日、フィアット「500C by Diesel」を発表した。日本での発表後、4月15日(現地時間)にイタリアで開幕するミラノサローネ国際家具フェアで欧州デビューする。なお日本での発売は7月中旬。価格は279万円で、100台限定。
イタリアのファッションブランド「Diesel(ディーゼル)」とのコラボレーションモデル。クローズドボディーの500をベースとした「500 by Diesel」が2009年に150台限定で発売されており、これに続くもの。
ソフトトップ・カブリオレの「500C」をベースとし、エクステリアとインテリアに特別装なパーツなどを装備する。
ボディーカラーは、Diseselのレンツォ・ロッソ社長所有のジェット機にインスパイアされた「ディーゼル・グリーン」と「ミッドナイトインディゴ・ブルー」の2色で、いずれも500C by Diesel専用色。Bピラーやドアハンドル、前後バンパー、サイドプロテクトモール、ヒーテッド電動ドアミラーなどはチタンマット仕上げの専用品。とくにリアウインドー下には1950年代の“ヌオーバ500”を思わせるエアインテーク風の装飾が施される。このほかオリジナルの16インチアルミホイールを履く。なおヌオーバ500は現行500のデザイン・モチーフとなった車。現行500はFFだが、ヌオーバ500はRR。
インテリアでもダッシュボードがチタンマットカラーになるほか、専用キックプレート、専用オーディオコントローラー付レザーステアリング、専用デザインファブリックシート、サブウーファー付インタースコープサウンドシステムなどを備える。
日本には、1.2リッター直列4気筒SOHC8バルブエンジン(最高出力51kW[69PS]/5500rpm、最大トルク102Nm[10.4kgm]/3000rpm)とATモード付き5速シーケンシャルトランスミッション「デュアロジック」、アイドリングストップ機構、バイキセノンヘッドライトを搭載したモデルが導入される。
ディーゼル・グリーン | ミッドナイトインディゴ・ブルー | 右がDiseselのレンツォ・ロッソ社長 |
(編集部:田中真一郎)
2010年 4月 12日