SUPER GT第3戦富士リポート【イベント編】 富士山をバックにさまざまなイベントを開催 |
5月1日に予選が、2日に決勝が開催されたSUPER GT第3戦「FUJI GT400km RACE」。レースの模様は別掲記事をご覧いただくとして、ここでは両日にわたって開催された各種のイベントを紹介していく。
■ピットウォーク
ピットウォークは、予選日、決勝日とも開催されるイベント。普段は入ることのできないピットロードやレーシングコースに行くことができ、SUPER GTマシンを近くで見ることや、ドライバーにサインをもらうこともできる。また、レースクィーンを撮影できるチャンスでもあり、決勝日にはレースクィーンは本コース上に並び、そうしたファンの要望に応えている。
予選日のほうが人出が少ないため、余裕を持って楽しむのなら予選日のピットウォークがお勧め。パドックパス購入者であれば、予選日の朝にはオープンピット(公開車検)に参加することもできる。
■GTキッズウォーク
子供連れの場合、予選日に開催されるGTキッズウォークの参加は必須とも言えるもの。子供連れのファミリー限定のため、ピットウォークよりも安心して子供と一緒に楽しめる。また、レーシングコース上には、富士スピードウェイのオフィシャルカーなど“働く車”が並んでいたため、それらを見学する家族連れも多かった。
■サーキットサファリ
決勝日の朝、フリー走行後に行われるのがサーキットサファリ。レーシングコース上を走るバスの中から、激走するSUPER GTマシンを間近で見ることができる。この日は富士山がとても美しく、参加した人は風景も含めて満足できたのではないだろうか。
プリウスコーナーへと向かうサーキットサファリバス。バスからは、富士山とSUPER GTマシンを同時に楽しむことができただろう | 多数のSUPER GTマシンがバスのすぐ側を駆け抜ける |
■グリッドウォーク
決勝直前に開催されるのがグリッドウォーク。レーシングコース上に並ぶマシンを間近に見ることができるほか、スタッフの整備作業やこれからレースへと挑むドライバーの表情などもみどころとなっている。
グリッドウォークの入場は整備スタッフから | 続いてグリッドウォーク参加者が入場 | マシンを整備するスタッフや、これからレースへと挑むドライバーを間近で見られる |
■コースウォーク
決勝レース開催後に開かれたのがコースウォーク。決勝レース終了後のレーシングコースを歩くことができる。歩けるのは富士のストレートからヘアピンコーナーまでで、決勝の際に1コーナーでのマシン破損があったことから、マシンのパーツなどを探している人も多かったようだ。
レースが終了した直後のレーシングコースを歩くことができるコースウォーク。多くの観客が思い思いに楽しんでいた |
■グランドスタンド裏
入場チケットさえあれば楽しめるのが、グランドスタンド裏で開かれる数々のイベント。レースクィーンの紹介や、ドライバートークショーなどがメインステージで開催され、各チームのグッズなどを販売するコーナーが設けられている。SUPER GT第3戦富士では、トランポリン日本代表候補の長崎峻侑選手による演技や、トヨタ自動車「G SPORTS」ブランドのコンセプトカーの展示なども行われていた。
(編集部:谷川 潔)
2010年 5月 6日