国交省、「高速道路の無料化社会実験」開始後1週間の交通量
前週と比較して、77%増の1万6800台/日、渋滞は最大11区間に

赤色が高速道路無料化社会実験区間

2010年7月5日発表



 国土交通省は7月5日、7月4日分の高速道路無料化社会実験50区間の交通量と渋滞区間を発表した。国交省は高速道路無料化社会実験が始まった6月28日から毎日交通量と渋滞区間を発表してきたが、7月4日分で1週間となり、あわせて1週間の平均交通量も発表している。

 発表によると、6月28日~7月4日間の1週間の平均は、前週(6月20日~26日)と比べて77%増となり、1日あたり9500台が1万6800台になった。最も増加率の高かった区間は、東北中央自動車道 山形上山IC(インターチェンジ)~山形中央IC間の292%増で、2600台/日が1万200台/日へと増えており、7月1日には前週と比べて355%増を記録している。

 渋滞区間に関しては、7月4日の日曜日に最大11区間の渋滞が発生し、前週は1度も渋滞のなかった西九州自動車道 武雄JCT(ジャンクション)~佐世保中央ICで毎日渋滞が発生することとなった。

(編集部:谷川 潔)
2010年 7月 5日