BMW、5/7シリーズに停止機能付きクルーズコントロールなど設定 レーンチェンジ・ウォーニングも |
ビー・エム・ダブリューは、「アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)」などのアクティブ・セーフティー装備を5シリーズと7シリーズに設定し、11月8日に発売した。
なお、7シリーズのフラッグシップモデル「760i」にはアクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)が標準で装備される。
アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)は、先行車との車間距離を維持するよう車速を自動的に制御するクルーズ・コントロール。新たに、低速走行時には車両を停止させる機能を追加した。価格は22万5000円~(モデルにより異なる)。
また、「レーン・チェンジ・ウォーニング」も追加された。これは走行中に左右後方の死角の車両や、急接近してくる車両がいると、ドア・ミラー内側のインジケーターを点灯させて警告する機能。さらに、インジケーター点灯中に車線を変更しようとすると、ステアリング・ホイールを振動させ、注意を促す。価格は10万円~(モデルにより異なる)。
これらの2つのオプションを含めたオプション/パッケージ2種も追加する。
「アドバンスド・アクティブ・セーフティ・パッケージ」は、アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)とレーン・チェンジ・ウォーニングに、レーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)を加えたもの。価格は17万円~(モデルにより異なる)。
「イノベーション・パッケージ」は、アドバンスド・アクティブ・セーフティ・パッケージの内容に、「BMWナイト・ビジョン(歩行者検知機能)」と「ヘッドアップ・ディスプレイ」を追加したもの。価格は45万円~(モデルにより異なる)。
BMWナイト・ビジョンは赤外線による夜間の前方の映像をディスプレイに表示する機能。歩行者を検知すると、警告する。
ヘッドアップ・ディスプレイは、速度やカーナビのルート案内、レーン・ディパーチャー・ウォーニングなどの情報をフロント・ウインドーに投影し、視線移動を減らす機能。
(編集部:田中真一郎)
2010年 11月 8日