メルセデス・ベンツ、4.7リッターV8直噴ツインターボ搭載の「CLS 550 ブルーエフィシェンシー」
アイドリングストップ機構も搭載し燃費向上

CLS 550 ブルーエフィシェンシー

2011年10月24日発売
1175万円



 メルセデス・ベンツ日本は10月24日、4ドアクーペ「CLS」に4.7リッターV8直噴ツインターボ搭載の「CLS 550 BlueEFFICIENCY(ブルーエフィシェンシー)」を追加し、発売した。価格は1175万円、ステアリング位置は左/右を用意する。

 CLS 550 ブルーエフィシェンシーに搭載する、新開発4.7リッターV8直噴ツインターボは、排気量を従来の5.5リッターから4.7リッターにサイズダウンしながら、最高出力300kW(408PS)/5000-5750rpm、最大トルク600Nm/1600-4750rpm(従来モデル比:出力約+15kW[+21PS]、最大トルク+70Nm)を発生。7速AT「7G-TRONIC PLUS」とアイドリングストップ機構「ECOスタートストップ機能」の搭載で、10・15モード換算値で従来モデル比約50%の燃費向上を実現したと言う。燃費値については、JC08モード 10.2km/Lのみの公表。

 サスペンションは、車速や走行状況に応じて減衰力や車高を自動的に調整する電子制御式エアサスペンション「AIRマティックサスペンション」を装備し、エクステリアでは、フロントスポイラー/リアスカートがセットになったAMGスタイリングパッケージ、19インチAMG 5 スポークアルミホイール、ツインクロームエグゾーストエンド(スクエアデザイン)、シングルルーバーフロントグリルなどを採用。スポーティさを強調している。

 ガラス・スライディングルーフ、harman/kardonロジック7サラウンドサウンドシステムを標準装備するほか、インテリアの上質感を高めるエクスクルーシブパッケージ(セミアニリンレザーシート、フルレザー仕様、アルカンターラルーフライナー)をCLS 550専用オプションとして設定する。

(編集部:谷川 潔)
2011年 10月 24日