独ポルシェ、ジュネーブショーで新型「ボクスター」をワールドプレミア

新型「ボクスター」(右)と「ボクスターS」

2012年3月1日(現地時間)発表



 独ポルシェAGは3月1日(現地時間)、ジュネーブモーターショー(一般公開:3月8日~18日)で新型「ボクスター」をワールドプレミアすると発表した。

 新型ボクスターについては関連記事(http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20120112_504098.html)を参照されたいが、軽量設計ボディーの採用とシャシーの見直しにより、従来モデルよりも重量を軽量化するとともに、ホイールベースの延長、トレッドのワイド化、ホイールの大径化などが行われた。

 また、コンパクトなオーバーハング、立ち上がり位置を前方に移動させたフロントウインドー、フラットなシルエット、エッジを効かせたデザインを特徴としている。

 パワートレーンは、ボクスターが水平対向6気筒 2.7リッターエンジン、ボクスターSが水平対向6気筒 3.4リッター。いずれもデュアルクラッチAT「7速PDK(ポルシェ・ドッペルクップルング)」仕様と6速MT仕様をラインアップする。

 これにパワートレーンの作動効率を高めて燃料消費を抑制するサーマル・マネージメントシステムや、アイドリングストップ機構などを組み合わせることで、燃料消費量はボクスターが7.7L/100km、ボクスターSが8.0L/100km(いずれもPDK仕様)と、燃費性能を従来モデルから最大で15%向上させたとしている。

 そのほか、ジュネーブショーでは「911カレラ カブリオレ」「パナメーラGTS」を欧州初公開する。

911カレラ カブリオレパナメーラGTS

(編集部:小林 隆)
2012年 3月 1日