初の単独オーナーズイベント「マセラティ フェスティバル2012」開催 新旧マセラティ200台が富士スピードウェイに集結 |
マセラティ ジャパンは5月13日、「マセラティ フェスティバル2012」を静岡県 富士スピードウェイで開催した。
マセラティブランド単独では初のオーナーズイベントで、200台以上の車両が集結し、サーキット走行やドライビングレッスン、コンクールデレガンスなどを楽しんだ。
会場では11日に発表された「グランカブリオ フェンディ」がお披露目されたほか、ブルガリの高級腕時計「ジェラルド・ジェンタ オクト マセラティ スペシャル・エディション」が国内発表された。
グランカブリオ フェンディの詳細は関連記事を参照されたいが、後者のジェラルド・ジェンタ オクト マセラティ スペシャル・エディションは、マセラティのデザイン要素を随所に取り入れた製品。ダイヤルはマセラティのグリルとダッシュボードを、ベルトはマセラティのシートをモイメージとし、ケース裏面にはマセラティのトライデントエンブレムがあしらわれている。ムーブメントはキャリバーGG6700。全世界で200台限定で、価格は327万6000円。
ここでは、フェスティバルの模様を、写真を中心にお届けする。
■オープニング
■レーシングコース
レーシングコースでのイベントは、ヘルメット無しで参加できる「エンジョイファミリー走行」と、ヘルメットを着用する「アクティブファミリー走行」。いずれもドライバー以外に同乗可能で、先導車がリードする。これらには3台の「MC12」も参加した。
また、抽選で6名が、松田秀士氏や佐藤久美氏、荒聖治氏がドライブするマセラティに同乗できる「サーキットタクシー」に参加できた。
エンジョイファミリー走行はヘルメット無しで走行可能 | ||
ヘルメット着用のアクティブファミリー走行。ビトゥルボ系から最新のグランツーリスモまでがレーシングコースでのスポーツ走行を楽しんだ | ||
3台のサーキットタクシーと同時に、3台のMC12が走行した。スピードや音はコンペティションマシンそのもので、異彩を放っていた |
■コンクール・デレガンス
コンクール・デレガンスは製造時期別に、古い方から「クラシコ」「セミクラシコ」「モデルノ」3つのクラスが設けられ、約70台がエントリー。来場者の投票と、カッツォーリ代表取締役、デザイナーのケン・オクヤマ氏らによる審査で、クラス優勝と総合優勝が選ばれた。
左からクラシコ、セミクラシコ、モデルノのエントリー車たち | ||
クラシコには7台がエントリー |
クラシコで注目を集めていたのがこのマセラティのバイク。1955年製で49cc | |
審査員の1人、ケン・オクヤマ氏は、自身がデザインに関わった「クアトロポルテ」と「グランツーリスモ」を前に講評。自身もマセラティオーナーで「マセラティはやんちゃな子どもではなく、大人に乗ってほしいクルマ」 | 優勝した3台 |
オーバーオールウィナーになったA6G CSのオーナーは、タレントの堺正章氏 |
■そのほか
マセラティの現行モデル14台に試乗できた |
パドックにはイタリアの老舗スイーツメーカー「COVA」やオーストラリアのコスメティックブランド「MOR」が出店。COVAはマセラティのトライデントマーク入りクッキーなどを用意した |
駐車場で行われたドライビング・レッスン。松田、佐藤、荒氏の同乗指導を受けることができた |
クロージングは全参加車によるレーシングコースのパレード |
(編集部:田中真一郎)
2012年 5月 14日