東京モーターショー2017
【東京モーターショー2017】初出展のスウェーデンのスカニアが大型トラックを展示
2017年10月27日 10:29
- 2017年10月25日 開幕
- 2017年10月27日 プレビューデー
- 2017年10月28日~11月5日 一般公開日
10月25日、東京ビッグサイト(東京都江東区有明)で「第45回東京モーターショー2017」が開幕した。輸入車ではスウェーデンの商用車メーカー、スカニアが初出展して新モデルとなる「G360」「R500」の発表したほか、産業用エンジンなどを展示した。
プレスカンファレンスでは、スカニアジャパン 代表取締役社長 ミケル・リンネル氏がスカニアの会社紹介を行なったのち、執行役員 営業本部長の中井誠氏が新モデルの特徴について説明した。「運転席からの視界を拡大し、最適なスイッチレイアウトを施し、今まで以上の快適で安全な労働環境を提供することを約束する。軽やかで安全性のあるハンドリング性能、今まで以上にスムーズ感を感じられるギヤシフト感がある。自社開発のパワートレーンの最適化により、今まで以上の低燃費」と語った。
また、中井氏は国内での展開について、ヨーロッパのメーカーの建機など特殊架装をするノウハウがあるため、当面はスカニアならではの特徴を活かしたものから展開していくという。すでに導入したユーザーからの評判が広がり、リピーターの導入も進んでおり、少しずつ台数を増やしていきたいとのこと。同時に2016年から導入が始まったバスについても台数を少しずつ伸ばしていきたいとした。
スカニア R500
発表された2モデルのうち、大型で背の高いキャブを持つ「R500」はDC13エンジンを搭載、トランスミッションは自動変速で12段変速のスカニアオプティクルーズ。エンジンの最高出力は368kW(500PS)、最大トルクは2550Nm。展示されたトラクタ仕様の車両サイズは5690×2490×3790mm(全長×全幅×全高)で、第五輪荷重は11.6t、車両重量は19.29tとなっている。
スカニア G360
展示されたもう1台は、スカニア「G360」のバン仕様。DC9エンジンを搭載し、トランスミッションはR500と同じ12段変速のスカニアオプティクルーズ。エンジンの最高出力は265kW(360PS)、最大トルクは1700Nm。展示されたバン仕様の車両サイズは11985×2490×3790mm(全長×全幅×全高)で、最大積載量は13.5t、車両総重量は24.99tだ。