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フォルクスワーゲンのフルラインアップに試乗できる「Try! Try! Try! Volkswagen」開催中

12月末まで行なわれる“史上最大の体感試乗キャンペーン”を宮城県名取市からスタート

2016年9月3日~4日 開催

キャンペーンは9月3日~4日に宮城県の「イオンモール名取」からスタート。北欧のスカニア製トレーラーを用いて商業施設の駐車場に移動式ショールーム「Volkswagen Experience Park」を設置する

 フォルクスワーゲン グループ ジャパンは9月1日から12月末までの期間、体感試乗キャンペーン「Try! Try! Try! Volkswagen」を開催している。

 このキャンペーンでは、より多くの人にフォルクスワーゲン車のよさを体験してもらうため、全国20カ所の大規模商業施設に移動式ショールーム「Volkswagen Experience Park」を順次展開する“史上最大規模”のキャンペーン。会場にフォルクスワーゲンでラインアップしてるほぼすべての車種(同一車種の派生グレードなど用意されないモデルもある)の試乗車を揃えているところが一番の特徴。そのラインアップには、普段は試乗することができない限定車まで用意されている。

 ちなみに、全国キャンペーンのスタート地になった「イオンモール名取」(宮城県名取市)の会場には、全国限定500台のザ・ビートル デューン、ゴルフ R バリアント、ティグアン、トゥワレグ V6、ゴルフ オールトラック TSI 4モーション、ゴルフ トゥーラン、ゴルフ GTE、ゴルフ TSI、パサート TSI、ポロ TSI、move up!などの12車種が試乗車として用意されていた。

全国500台限定のザ・ビートル デューンも試乗可能
一番人気だったのが、280PSのエンジンを積むゴルフ R ヴァリアント。ゴルフ Rの走行性能にステーションワゴンの利便性を追加した魅力的なモデル
試乗車だけでなく展示車としても珍しいのがゴルフ オールトラック TSI 4MOTION。「ACC」などが付いたアップグレードパッケージ
プラグインハイブリッド(PHEV)のゴルフ GTEも試乗可能。試乗希望者が多いクルマのため、車内の写真は撮れていない。試乗車にはゴルフ TSIもあるので、PHEVとガソリン車の乗り比べが可能だ
ゴルフベースの3列シートミニバンであるゴルフ トゥーラン TSI ハイライン。乗車定員は7名となる。エンジンは直列4気筒DOHC 1.4リッターターボで150PS/250Nm
スタンダードなゴルフ TSI ハイライン。直列4気筒DOHC 1.4リッターターボを搭載。最高出力は140PS、最大トルクは250Nm
パサート TSI ハイライン。ボディサイズは4785×1830×1470mm(全長×全幅×全高)とミドルクラス。エンジンは直列4気筒DOHC 1.4リッターターボを積む。最高出力は150PS。トランスミッションは7速DSG
トゥアレグ V6。3.6リッターV型6気筒DOHCエンジンを搭載。最高出力は280PS。トランスミッションはティプトロニック付き8速AT
フォルクスワーゲンのコンパクトSUVであるティグアン。試乗車は2WDのラウンジエディション。エンジンは1.4リッターの直列4気筒DOHC インタークーラー付きターボ+スーパーチャージャー。エンジン出力は160PS/240Nm
フォルクスワーゲンのフルサイズミニバンのシャラン。プリクラッシュブレーキやACCなども装備。リアドアにはスライドドアを採用しているが、乗り味などは日本のミニバンとは違う魅力を持つ
全長3995mm、全幅1685mmと市街地にジャストサイズのポロ TSI ハイライン。エンジンは1.2リッターの直列4気筒DOHC インタークーラー付きターボ。最高出力は90PS
up!シリーズのベーシック版のmove up!。エンジンは1.0リッターの直列3気筒DOHC。トランスミッションは5速ASG。up!には2ドア版もある

 各会場とも試乗コースは広大な駐車スペースを使用したもので、初めて乗るクルマでも安心してドライブできるよう、道幅に余裕のあるシンプルなコースレイアウトになっている。また、助手席には試乗担当スタッフも同乗するのでより安心できる体制だ。イオンモール名取での試乗コースでは、静止状態からのスタートダッシュを試せる短いストレートも用意されていたので、とくにゴルフ R ヴァリアントに試乗した人の多くはストレートでの加速力を試していたようだ。また、コース内にはパイロンで作られたスラロームもあるので、ハンドリングについても味わうことができる。

 試乗は事前申し込みなどは必要なく、現地にある受付で申し込みをすれば参加OK。試乗は先着順に行なわれる。料金はもちろん無料。試乗コースは私有地内だが、運転する人は有効な普通運転免許証を持っていることが条件なので、試乗したい人は運転免許証を持参しよう。

試乗コースとして十分な広さを持つ駐車場。パイロンを使ってコースが作られていた。初日の9月3日は午後になったあたりから試乗希望者が増えてきた

 試乗できる台数に制限はないので、例えばゴルフの購入を考えている場合などには、ベーシックなゴルフ TSIとPHEVのゴルフ GTEを乗り比べてみることも可能。試乗コースが同じなので横比較もしやすい。ただし、当日の混雑状況によっては希望するクルマになかなか乗れないことも想定されるので、乗りたいと思うクルマが複数台ある場合は早めに会場へ行くことをお勧めする。

 なお、これらの試乗車は試乗予約が入っていない時間は車両展示が行なわれているので、車内に乗り込んで細部をチェックしたり、トランクなどの使い勝手を調べることもできる。また、各車の装備やシートアレンジなどの操作を知りたいときは、クルマの側にいるスタッフに声を掛ければ対応してくれる。このように試乗だけではなく、クルマをじっくりと見学することのできるイベントなので、クルマの購入を検討している人はもちろんのこと、次回の乗り替え時期のための参考にするのもいいだろう。

会場入り口にある受付で試乗の申し込みを受けている。また、敷地内の「Try!カフェ」で飲み物と交換できるアンケートもここで受け取れる

「Volkswagen Experience Park」では、試乗以外にも見どころやお楽しみイベントが用意されている。まず、会場でひと際目を引くのが、イベントのために用意された大型キャラバントレーラー。これはフォルクスワーゲン グループであるスウェーデンの重工業ブランド「スカニア」のR450というトラクターと、2基の大型コンテナを積載するトレーラーの組み合わせだ。

 写真を見ても分かるとおり「Volkswagen Experience Park」のキャラバントレーラーは大きく長いが、各地の商業施設を巡るので現地までの移動や会場の敷地内を走行できることが必須条件。大型トレーラーは全長によっては公道走行する際に特別な申請が必要になる場合もあるが、このキャラバントレーラーは機動性のよさを重視して、申請が不要なサイズに収めているとのことだ。

 搭載しているコンテナは、会場ではステージやイベントスペースとして使用するほか、会場間の移動時にはイベント機材の輸送にも利用されるという。スカニアのトラクターはSUPER GTなどのレースでもモーターホームのヘッドとして使われているので、トラックマニア以外からにも知られる存在だが、近くでじっくりと見る機会はそれほどないので、会場へ行ったときはキャラバントレーラーも見学してほしい。

北欧 スウェーデンのスカニア製トラクターであるR450。スカニアはフォルクスワーゲングループの一員で、トラックマニアでなくても興味を惹くスタイリッシュさ

 キャラバントレーラーのコンテナスペースを使ったコンテンツもいろいろと用意されている。「Try!ステージ」と名付けられているプログラムでは、フォルクスワーゲンの専属アカデミー講師である金子陽一氏による「フォルクスワーゲン豆知識セミナー」が行なわれる。ただ、セミナーと言っても堅苦しさは一切なく、クルマに関する簡単なクイズから始まるトークショー的な進行をしてくれるので、家族連れでも気軽に楽しめる。

 次は「Try!カフェ」。会場の入場口で配られる簡単なアンケートに記入して担当者に提出すると、フォルクスワーゲンの故郷であるドイツで親しまれている「アップルタイザー」かカフェラテのどちらかがドリンクサービスとして提供される。カフェラテを選んだ場合には、カフェラテの上にココアパウダーを振りかけて作るフォルクスワーゲンオリジナルのラテアートを体験できる。

 もう1つのコンテンツは「Try!スタンプラリー&抽選会」で、会場内で開催されている対象コンテンツに参加してスタンプを3つ集めると、豪華景品が当たる抽選会に参加できる。イオンモール名取の会場では、フォルクスワーゲンオリジナルの折りたたみ自転車、AEON商品券5000円分などがプレゼント品として用意されていた。

2基搭載しているコンテナのうち、車両前方側を「Try!スタンプラリー&抽選会」用として利用。会場内で開催されている対象コンテンツでスタンプを3つ集めると、フォルクスワーゲンオリジナルの折りたたみ自転車などの豪華景品が当たる抽選会に参加できる
車両後方側は「Try!カフェ」だ。記入したアンケートを提出すると「アップルタイザー」、もしくはカフェラテがもらえる。カフェラテは模様を切り抜いた用紙を使うことでラテアートが楽しめる
フォルクスワーゲン専属アカデミー講師である金子陽一氏による、フォルクスワーゲンの知識に関する豆知識セミナー。小さい子供でも参加できる簡単なクイズから、クルマに関するマニアな話題まで登場。ステージを降りてお客さんからの質問に直接答えるシーンもあった
小学生以下の子供が利用できる「Try!ふわふわドーム」。遊んでいる最中の安全性を考えて1度に入れる人数を5人に制限している
会場各所にはベンチやテーブルなど用意されていて、フォルクスワーゲンのスタッフから詳しい話が聞けるスペースもある

「Try! Try! Try! Volkswagen」の今後の開催スケジュールは以下のとおり。このほかにも開催地は追加される予定なので、詳しい開催情報についてはフォルクスワーゲンジャパンのホームページ内にあるキャンペーン専用Webサイトを確認していただきたい。なお、会場で行なわれるプログラムについては開催地によって異なるという。

「Try! Try! Try! Volkswagen」開催スケジュール

9月10日~11日:兵庫県「イオンモール神戸北」
9月17日~18日:福島県「日和田ショッピングモール」
10月1日~2日:茨城県「イオンモールつくば」
10月8日~9日:北海道「イオンモール札幌平岡」
10月15日~16日:富山県「イオンモール高岡」
10月22日~23日:山形県「イオンモール天童」
10月22日~23日:大阪府「イオンモール日根野」
11月12日~13日:千葉県「イオンモール幕張新都心」
11月12日~13日:愛知県「イオンモール熱田」
11月19日~20日:香川県「イオンモール高松」
11月26日~27日:群馬県「イオンモール高崎」
12月3日~4日:埼玉県「イオンモール与野」