ジャガー、新型ツーシーター・スポーツ「Fタイプ」がパリでデビュー
2種類のV6 3リッター、V8 5リッターの3機種を設定

「Fタイプ」のプロトタイプ

2012年8月10日(現地時間)発表



 英ジャガー・カーズは8月10日(現地時間)、パリモーターショー(プレスデー:9月27日~28日、一般公開日:9月29日~10月14日)で新型ツーシーター・スポーツカー「Fタイプ」のプロダクションモデルをワールドプレミアすると発表した。

 Fタイプは、2011年のフランクフルトモーターショーで発表されたコンセプトカー「C-X16」を源流とするモデルで、6月に開かれたグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでプロトタイプが走行。プロダクションモデルの公開は、パリショーが初となる。

 オール・アルミニウム製のコンバーチブルボディーを採用し、搭載エンジンは340PSまたは380PSを発生するV型6気筒 3リッターエンジンと、V型8気筒 5リッターのガソリンエンジン3機種を設定。いずれもアイドリングストップ機能を備え、8速ATを組み合わせる。

 このFタイプの発表について、グローバル・ブランド・ディレクターのエイドリアン・ホールマーク氏は。「Fタイプがパリで初公開されるその日は、ジャガーの歴史に大きな足跡を残す日となるはずです。まさに満を持してジャガー誕生の地ともいえるスポーツカー市場に還ってくる日なのです」と述べている。

(編集部:小林 隆)
2012年 8月 10日