BMW、新型「3シリーズ ツーリング」を国内導入 ガソリンの「328i」とディーゼルの「320d」を用意 |
ビー・エム・ダブリューは新型「3シリーズ ツーリング」を、5日に発売した。ディーゼルエンジンの「320d ブルーパフォーマンス ツーリング」とガソリンエンジンの「328iツーリング」が用意され、それぞれベースモデルのほかに「スポーツ」「ラグジュアリー」「モダン」「Mスポーツ」仕様が用意される。
モデル | エンジン | 変速機 | 価格 |
320d ブルーパフォーマンス ツーリング | 直列4気筒DOHC直噴 2リッターターボディーゼル | 8速AT | 491万円 |
320d ブルーパフォーマンス ツーリング スポーツ/モダン/ラグジュアリー | 511万円 | ||
320d ブルーパフォーマンス ツーリング Mスポーツ | 8速スポーツAT | 535万円 | |
328iツーリング | 直列4気筒DOHC直噴 2リッターターボ | 8速AT | 591万円 |
328iツーリング スポーツ/モダン/ラグジュアリー | 607万円 | ||
328iツーリング Mスポーツ | 8速スポーツAT | 632万円 |
1月に国内導入された新型3シリーズのワゴンモデル。ホイールベースを50mm伸ばすなどボディーサイズが拡大され、荷室容量は35L増え495Lになり、後席ニールームが約20mm、ヘッドルームが約10mm拡大された。
後席は4:2:4の分割可倒式で、最大の荷室容量は1500Lとなる。また独立開閉式のリアウインドー、ラゲッジパーティションネット、荷室下の物入れを備えるほか、リモコンキーやボタンで自動開閉する「オートマチックテールゲートオペレーション」、バンパー下に足をかざすとテールゲートが開く「スマートオープナー」などが装備される。
320dは直列4気筒DOHC直噴2リッター可変ジオメトリーターボエンジンを搭載。最高出力135kW(184PS)/4000rpm、最大トルク380Nm(38.7kgm)/1750-2750rpmを発生する。尿素などの後処理ではなく、DPF(粒子状物質除去フィルター)とNOx吸蔵還元触媒により、ポスト新長期規制をクリアし、JC08モードで19.4km/Lの燃費を実現した。
328iは直列4気筒DOHC直噴2リッターツインスクロールターボエンジンを搭載。最高出力180kW(245PS)/5000rpm、最大トルク350Nm(35.7kgm)/1250-4800rpmを発生しつつ、15.2km/LのJC08モード燃費を達成、75%のエコカー減税対象となっている。
両モデルともアイドリングストップ機構、ブレーキエネルギー回生システム、8速AT、電動パワーステアリングなどの技術を搭載している。
このほかドラインビング・パフォーマンス・コントロール(ECO PROモード付)、8.8インチディスプレイとiドライブコントローラー、HDDカーナビ、リアビューカメラ(予測進路表示機能付き)、USBオーディオ・インターフェース、音声入力システム、ハンズフリーテレフォン、ルームミラー内蔵ETC車載器を標準で装備。ブレーキ機能付きクルーズ・コントロール、アダプティプ・ヘッドライト、地デジチューナーは328iに標準装備、320dにオプション装備となる。
(編集部:田中真一郎)
2012年 9月 5日