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伊ランボルギーニ、創立50周年を記念した9台限定モデル「ヴェネーノ・ロードスター」
ジュネーブショーで公開した「ヴェネーノ」のオープントップモデル。約4億4379万円
(2013/10/22 20:57)
伊ランボルギーニは10月18日(現地時間)、今年のジュネーブショーで発表したスーパースポーツ「ヴェネーノ」のオープントップモデル「ヴェネーノ・ロードスター」を発表した。ヴェネーノが3台限定だったのに対し、ヴェネーノ・ロードスターの生産台数は9台以下としている。2014年に生産予定で、価格は330万ユーロ(税別。10月22日時点で日本円にして約4億4379万円)。
モノコック、エクステリアパーツに炭素繊維強化プラスチック(CFRP)を採用するヴェネーノ・ロードスターは、同社が今年で創立50周年を迎えることから作られた記念モデル。ルーフレス仕様のオープントップモデルとなっており、安全性を確保するためロールオーバー・バーを装備。エアバッグやESP(横滑り防止装置)なども付き、公道での走行も可能としている。
エクステリアは「最適な空力学と高速コーナリング時の安定性にスポットをあてたデザイン」とし、4本のマフラーエンドと一体化した大型のリアディフューザーや、可動式のリアウイングが備わる。また、ホイールのリム部にカーボンファイバーリングが付き、これはカーボンセラミックのブレーキディスク冷却に使われるという。ボディーカラーは専用の「ロッソ・ヴェネーノ」を設定するほか、ユーザーの好みに応じて選べるようになっている。
パワートレーンは、750HPの最高出力を発生するV型12気筒 6.5リッターを搭載しており、ISR(インディペンデント・シフティング・ロッド)のトランスミッションを介して4輪を駆動。乾燥重量は1490kg。0-100km/h加速は2.9秒で、最高速は355km/hをマークする。