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メルセデス・ベンツ、「Sクラス」にS 600 long設定、「S 400 HYBRID」に左ハンドル車を追加
「タッチパッド」「プライバシーガラス」などを標準装備に追加
(2014/6/11 00:00)
メルセデス・ベンツ日本は6月10日、最高級セダンの「Sクラス」に新グレード「S 600 long」を設定し、「S 400 HYBRID」と「S 400 HYBRID エクスクルーシブ」に左ハンドル車を追加。さらに既存ラインアップモデルの装備内容を変更して発売した。価格は1090万円~3200万円。
モデル | エンジン | ステアリング位置 | 価格 |
---|---|---|---|
S 400 HYBRID | V型6気筒 3.5リッター直噴ハイブリッド | 左/右 | 10,900,000円 |
S 400 HYBRID エクスクルーシブ | 左/右 | 13,070,000円 | |
S 550 long | V型8気筒 4.7リッター直噴ツインターボ | 左/右 | 15,900,000円 |
S 600 long | V型12気筒 6.0リッター直噴ツインターボ | 左 | 22,500,000円 |
S 63 AMG long | V型8気筒 5.5リッター直噴ツインターボ | 右 | 24,100,000円 |
S 63 AMG 4MATIC long | 左 | 24,100,000円 | |
S 65 AMG long | V型12気筒 6.0リッター直噴ツインターボ | 左 | 32,000,000円 |
新設定された「S 600 long」は、V型12気筒SOHC 6.0リッター直噴ツインターボの277型エンジンを搭載。2013年11月に発売されたS 65 AMG longの279型エンジンとは出力が異なり、最高出力390kW(530PS)/4900-5300rpm、最大トルク830Nm(84.6kgm)/1900-4000rpmを発生する。
このほかにエクステリアでは、専用の6ツインルーバーグリルと19インチ5ツインスポークアルミホイールを装着。インテリアでは、ダイヤモンドステッチを施す最高級ナッパレザー内装に「designoサンバーストブラウンマートルウッド」のインテリアトリムを組み合わせ、クラフトマンシップが感じられる空間となっている。
さらに後席のシートバックを43.5°までリクライニングできるエグゼクティブリアシートやリアエンターテインメントシステムなどをセットにした「ショーファーパッケージ」、ステレオマルチパーパスカメラで車両前方の路面状況をとらえ、凹凸などの状態に応じてサスペンションのダンピングを瞬間的に制御してフラットな乗り心地を実現する「マジックボディコントロール」などを標準装備している。
既存モデルでは「S 400 HYBRID エクスクルーシブ」「S 550 long」「S 63 AMG long」「S 63 AMG 4MATIC long」の標準装備にCOMANDシステムのタッチパネル機能、プライバシーガラスを追加。オプションでは、「S 400 HYBRID」「S 400 HYBRID エクスクルーシブ」「S 550 long」のAMGスポーツパッケージ、「S 63 AMG long」「S 63 AMG 4MATIC long」のAMGダイナミックパッケージにそれぞれヘッドアップディスプレイを追加。「S 400 HYBRID」ではラグジュアリーパッケージをオプション装着したときに、COMANDシステムにタッチパッドが追加され、リアシートヒーターも装備される。