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高速道路各社、2014年お盆期間の渋滞予測を発表

渋滞のピークは下りが8月13日、上りが8月16日と予測

2014年7月11日発表

 NEXCO東日本(東日本高速道路)、NEXCO中日本(中日本高速道路)、NEXCO西日本(西日本高速道路)、JB本四高速(本州四国連絡高速道路)、日本道路交通情報センターは7月11日、お盆期間(8月7日~17日の11日間)の交通集中による渋滞予測をとりまとめ、対策と合わせて発表した。

 報告では、下りは8月13日、上りは8月16日を10km以上の渋滞が多発する「ピーク日」として予測。上下線合わせて10km以上の渋滞が389回発生し、上りの8月16日が最も多い45回、下りの8月13日が37回と予測され、発生傾向としては上下線ともに後半の8月13日~16日に渋滞が多くなり、発生回数の合計は下りが167回、上りが222回と上りのほうが多くなるとしている。

特に長い渋滞発生予測

方面道路名渋滞ピーク日時渋滞発生個所渋滞区間渋滞長ピーク時通過時間
下り中国道8月13日8時宝塚東トンネル付近大山崎JCT→西宮山口JCT35km約2時間40分
関越道8月13日8時東松山IC付近大泉JCT→嵐山小川IC35km約1時間10分
東名高速8月13日8時伊勢原バス停付近東京IC→秦野中井IC35km約1時間25分
上り東名高速8月16日16時大和トンネル付近御殿場IC→横浜町田IC50km約2時間0分
関越道8月16日17時高坂SA付近本庄児玉IC→鶴ヶ島IC35km約1時間10分
神戸淡路鳴門道8月16日18時舞子トンネル出口付近洲本IC→舞子トンネル出口47km約2時間30分

※IC=インターチェンジ、SA=サービスエリア、JCT=ジャンクション

 このデータは、過去のお盆や年末年始、ゴールデンウィークといった交通混雑期の交通状況を踏まえて予測しているもの。利用者に道路の混雑状況を事前に確認してもらい、スケジュールを工夫して分散利用してもらうことなどを目的に公開している。報告内では2013年8月18日に東名高速の静岡ICから東京ICまで利用した場合を例に上げ、出発時間を渋滞ピークの17時から9時間前の8時に変更することで、約1時間34分の所要時間短縮が可能になることを紹介している。

(編集部:佐久間 秀)