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三菱自動車、傾斜45度の登坂も体感できた「スターキャンプ2014 in 朝霧高原」
SUV体験試乗会からアウトドア体験まで多数のイベントを富士山の麓で開催
(2014/8/4 18:19)
三菱自動車工業は、8月2日~3日に静岡県 朝霧高原の朝霧ジャンボリーオートキャンプ場において、「スターキャンプ2014 in 朝霧高原」を開催した。
スターキャンプは、三菱自動車販売会社に来場したユーザーを対象にした、毎年行われている1泊2日のキャンプイベント(東日本大震災が発生した2011年など、開催されなかった年もある)。多くの応募の中から抽選で参加できた200組の参加者の中心となるのは三菱車ユーザーとなるが、どのメーカーのクルマでも参加できるようになっていて、実際に他社のミニバンなどで参加するファミリーも散見された。
キャンプ体験はもとより、三菱自動車SUV車の体験試乗会や展示コーナーが設けられるとともに、キャンプで役立つものをその場で作る「モノづくりワークショップ」やアウトドアのプロが料理を教えてくれる「アウトドアクッキングワークショップ」、丸太切り体験、Jリーグ 浦和レッズで活躍した西野努氏がコーチを務める「サッカー教室」、プロカメラマンによる「写真ワークショップ」など、会場ではさまざまなイベントが行われた。
中でも人気を集めていたのが、ダカールラリーで日本人初となる2連覇を達成した増岡浩氏がドライバー役を担い、同社の4WD車の走行性能を体験できる「4WD体感キット同乗体験会」。「パジェロ」および「デリカ D:5」で傾斜のついた障害物の上を走ったり、最大傾斜角45度の坂を登ったりするという催しだが、実際に体験してみると想像以上に45度という角度がきついことが分かる。まるで壁を登るかのようだが、直列4気筒DOHC 3.2リッターディーゼルターボ(190PS/45.0kgm)のパジェロも、直列4気筒DOHC 2.2リッターディーゼルターボ(148PS/36.7kgm)のデリカ D:5もグイグイと坂を登るのには驚くばかり。
増岡氏いわく、パジェロは最大トルク45.0kgmというビッグトルクを、デリカ D:5は1500rpmという低回転から最大トルク36.7kgmを発生するという利点とともに、優れた4WD性能があってこそ登り切ることができるとのこと。この4WD体感キットを使った同乗体験会は全国で行われているそうで、8月のスケジュールは同社のイベントカレンダー(http://www.mitsubishi-motors.co.jp/special/calendar/index.html)で確認できる。
会場ではファミリーで参加する姿が多く見られ、子供から大人まで大自然と三菱車の魅力を存分に楽しんでいたようだ。クルマの魅力を大いに感じられるこのキャンプイベント、興味のある方はぜひ来年参加してみてはいかがだろうか。