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新型「シビック」に搭載されるホンダの新型インフォテイメント「Honda Connect」にNVIDIA「Tegra」を採用

2015年に欧州で発売の「Civic」「Civic Tourer」「CR-V」に搭載。OSはAndroid 4.0.4

2014年10月2日発表(現地時間)

「Civic」のインテリア。センタークラスターにHonda Connectを見ることができる

 NVIDIAは10月2日(現地時間)、本田技研工業が2015年に欧州で発売する新型の「Civic」「Civic Tourer」「CR-V」に搭載される新しいインフォテインメント・システム「Honda Connect」にNVIDIA「Tegra モバイル・プロセッサ」が採用されていると発表した。日本メーカーでの初採用発表となる。これにより、Tegraを採用する自動車メーカーは17社となった。

Honda Connect
Tegra
Civic

 OSはAndroid 4.0.4を採用すると発表されているが、Tegraの世代については未発表。公開画面にはGoogleのWebサイトや、「Honda App Center」というアイコンが見られる。最新のインフォテイメントシステムとしてWebサイトアクセスや、アプリなどの機能が用意されるものと思われる。

 なお本田技研工業は2014年1月6日、自動車へのAndroidプラットフォーム搭載促進を目指す「オープン・オートモーティブ・アライアンス(OAA)」に加盟したと発表しており、OAAにはGoogleをはじめ、NVIDIAやアウディなどが参加している。

(編集部:谷川 潔)