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予定路線決定から49年、2015年3月1日に常磐道全線開通

常磐富岡IC~浪江IC間の開通で、東北道とのダブルネットワーク完成

2015年3月1日開通

2015年3月1日に全通する常磐道

 NEXCO東日本(東日本高速道路)は、常磐自動車道 常磐富岡IC(インターチェンジ)~浪江IC間を2015年3月1日に開通させると発表した。この開通により、常磐道は全線が開通し、東北自動車道とともに首都圏と仙台圏を結ぶダブルネットワークが完成する。

 常磐道は1966年(昭和41年)に東京~いわきの予定路線を決定。1981年(昭和56年)に柏IC~谷田部IC間が常磐道として初開通した。2015年3月1日に常磐富岡IC~浪江IC間が開通することで、予定路線決定から49年で全線開通することになる。

 NEXCO東日本では開通による効果を、以下のように大きく4つ挙げている。

・首都圏と仙台圏を結ぶ常磐道と東北道の距離はほぼ等距離
・東北道、磐越道、北関東道とともにラダー型ダブルネットワークを形成
・常磐道は東北道に比べ降雪が少なく、冬期間の安定的な交通確保が可能
・東北道の事故・災害・異常気象発生時には、磐越道とともに代替ルートとして確保

 開通時刻については、後日発表するとしている。

(編集部:谷川 潔)