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スズキ、上海モーターショーで新開発1.4リッター直噴ターボエンジン「BOOSTERJET(ブースタージェット)」を世界初公開

「BOOSTERJET」搭載モデルを中国市場で発売し、その後世界展開も

2015年4月20日(現地時間)発表

新開発の1.4リッター直噴ターボガソリンエンジン「BOOSTERJET(ブースタージェット)」

 スズキは4月20日(現地時間)、上海モーターショー(プレスデー:4月20日~21日、一般公開日:4月22日~4月29日)で新開発の1.4リッター直噴ターボガソリンエンジン「BOOSTERJET(ブースタージェット)」を世界初公開した。同時にコンセプトモデル「iK-2」「iM-4」を中国初公開している。

 2015年のジュネーブモーターショーで世界初公開された、直噴ターボガソリンエンジン「BOOSTERJET」の第2弾。ジュネーブショーで公開されたのは1.0リッターエンジンだったが、上海モーターショーの会場で公開された「BOOSTERJET」は1.4リッターエンジンになる。

「BOOSTERJET」は燃費性能と動力性能に加え、ボディーサイズや重量に対する高い要求を満たすため、エンジン各部のレイアウトの最適化を行うとともに軽量化技術を駆使した、コンパクトで軽量な直噴ターボエンジン。「BOOSTERJET」搭載モデルをまず中国市場で発売し、その後世界展開する予定になっている。

 iK-2は「デザイン」「ユーティリティ」「快適性」「走り」「燃費」といった、コンパクトカーに求められる要素を取り入れたコンセプトモデル。このiK-2を元にした量産モデルを、今後中国に導入する予定という。

 また、iM-4は「Shape the Inspiration(インスピレーションを形にする)」をコンセプトに掲げた小型4WDで、このモデルをベースにした量産モデルの投入の検討が中国で進められている。

iK-2
iM-4

(編集部:小林 隆)