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ダイハツ、タカタ製エアバッグ装置の不具合で「ミラ」など計29万2221台をリコール

エアバッグが正常に展開しないおそれ

2015年7月15日発表

リコール 改善個所説明図

 ダイハツ工業は7月15日、タカタ製のエアバッグ装置に不具合があるとして「ミラ」など、計29万2221台のリコールを国土交通大臣に届け出た。

 対象となるのは、「ミラ」「エッセ」「ハイゼット」「ハイゼットデッキバン」の4車種で、2006年3月22日~2011年8月3日に製作された、合計29万2221台。これにより、タカタ製エアバッグに起因するダイハツのリコール台数累計は57万9238台となった。

 不具合は、運転者席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、市場回収品を調査した結果、ガス発生剤の密度にばらつきが大きいものを確認。原因は判明していないが、エアバッグ展開時に正常に展開しないおそれがある。

 全車両、予防的措置としてエアバッグのインフレータを年式の古いものから順次、新品と交換する。

(編集部:椿山和雄)