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ホンダ、アドベンチャーモデルの今後の方向性を示す「City Adventure Concept」世界初公開
「CRF1000L Africa Twin」2016年モデルなどを国際モーターサイクルエキシビションに出展
(2015/11/17 19:39)
- 2015年11月16日発表(現地時間)
本田技研工業の英国現地法人ホンダモーターヨーロッパ・リミテッドは11月16日(現地時間)、イタリア・ミラノで開催する「EICMA(国際モーターサイクルエキシビション)」において、世界初公開のコンセプトモデル「City Adventure Concept」のほか、モデルチェンジを図ったミドルクラス6車種と「CRF1000L Africa Twin」を含めた2016年モデルを出展すると発表した。
City Adventure Concept(参考出品:コンセプトモデル)
City Adventure Conceptは、アドベンチャーモデルの今後のデザインの方向性を示したコンセプトモデル。市街地でのライディングにもアドベンチャーのスピリットを取り入れたモデルとして、独自のテクノロジーを進化させながら、ユーザーのより豊かなライフスタイルの方向性を提案した。
500ccシリーズ「CB500F」「CBR500R」「CB500X」
500ccシリーズの「CB500F」「CBR500R」「CB500X」は、LEDのヘッドライトとテールランプの採用、プリロードアジャスターを装備したフロントサスペンション、ブレーキレバー調整機構の装備、ヒンジタイプのキャップを採用して容量を拡大したフューエルタンク、ウェーブタイプキーの採用など、装備の充実化を図った。
CB500Fでは、ネイキッドロードスポーツとしての精悍なイメージをさらに高め、躍動感にあふれたスタイリングを実現。ボディーカラーには鮮やかさを強調した6種類を設定。CBR500Rは、印象的なフロントフェイスから、跳ね上げたリアまわりまで、エッジの効いたキャラクターラインにより、新たなCBRスタイルを演出。
CB500F、CBR500Rともに、よりコンパクトになった新形状のマフラーを装備。内部構造などを変更し、低音の効いた歯切れのよいエキゾーストサウンドを実現した。
CB500Xの変更点は、従来モデルに比べ上方に100mm高い調整可能なウインドスクリーンや、フューエルタンクの容量アップに加え、カラーリングやグラフィックも新たに設定している。
ニューミッドコンセプトシリーズ「NC750S」「NC750X」「インテグラ」
ニューミッドコンセプトシリーズの「NC750S」「NC750X」「インテグラ」は、モデルチェンジによりEURO4の排出ガス規制値に対応した。DCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)には、「Sモード」で3段階のレベルを選択できるプログラムを搭載。また、9色から選択可能なインストルメントパネルや新形状のマフラーを採用。
また、3車種ともスタイリングを一新。NC750Sにはスペシャル・エディションカラーを2種類設定し、LEDのヘッドライトとテールランプを採用し、ネイキッドなイメージにスポーティーなルックスを実現。インテグラにもLEDのヘッドライトとテールランプを採用し、特殊なメタリックペイントを使ったスペシャル・エディションカラーを2種類設定。NC750Xには、LEDヘッドライトの採用などで、よりタフで大胆なルックスを施した。