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トヨタ、エアバッグ装置の不具合で「ヴィッツ」など22車種をリコール。計161万2670台

2015年5月13日と6月25日付けリコールの改善措置内容を見直し

2015年11月25日発表

 トヨタ自動車は11月25日、エアバッグ装置のインフレータに不具合があるとして、「ヴィッツ」「ノア」「ヴォクシー」など22車種のリコールを国土交通省に届け出た。対象となるのは2004年1月~2008年12月に製作された計161万2670台。

 今回のリコールは、2015年5月13日と6月25日付けのリコールについて、改善措置内容を見直して新たに届け出るもの。

 不具合は、助手席用一段展開制御式エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損して飛び散り、出火したり乗員が負傷するおそれがある。

 改善対策として、全車両の当該インフレータを新品と交換する。なお、交換用部品が不足した場合は、助手席エアバッグの機能を停止するとともに、助手席サンバイザー部に当該エアバッグが作動しない旨の警告を表示する。

(編集部:椿山和雄)