ニュース

【タイモーターエキスポ2015】トヨタ、現地で一番人気を誇るピックアップ「ハイラックス REVO」など20台以上を展示

「カローラ アルティス」のニュル24時間参戦記念車などスポーティモデルも存在感を発揮

2015年12月1日(現地時間)発表

IMPACT CHALLENGER

 20台以上が展示されていたトヨタブースは、ざっと見まわしても日本で販売しているのは「アルファード」「ヴェルファイア」と「カムリ」くらいで、あとは現地で人気のクルマたちがズラリ。

 現地でも一番人気という、今年の夏前にモデルチェンジしたばかりのピックアップ「ハイラックス REVO」ではさまざまなバージョンが全7台も並べられていて、エアロパーツで武装した「スポーツコンセプト」というモデルもあった。

TRDのアルミホイールなどで武装したピックアップ「ハイラックス REVO スポーツコンセプト」
タイ市場で高い人気を誇るというピックアップ。トヨタブースでもさまざまなバリエーションのハイラックス REVOが展示された

 また、本格SUVである「Fortuner(フォーチュナー)」や、3列シート車の「AVANZA(アバンザ)」、それをひとまわり大きくしたような「INNOVA(イノーヴァ)」、「YARIS(ヤリス。ヴィッツの海外名)」のアジア版やそのセダンモデル「VIOS(ヴィオス)」、「カローラ アルティス」などの姿もあった。

1.5リッターエンジンを搭載する3列シート車の「アバンザ」。MTモデル「1.5E」の60万5000バーツ(約206万円)からATモデル「1.5S」の72万9000バーツ(約248万円)という価格帯で販売される
「イノーヴァ」とともに「アルファード」「ヴェルファイア」のミニバンシリーズを展示。イノーヴァの価格は85万9000バーツ(約292万円)~
オレンジメタリックカラーの「ヤリス」。価格は46万9000バーツ(約159万円)~

「カローラ アルティス」はアジア専用車で、「カッコイイ!」とは聞いていたが、本当になかなかスタイリッシュで、日本では落ち着いた雰囲気で販売される「アクシオ」と全然違う。先だってのバンコクショーで登場したニュルブルクリンク24時間耐久レース参戦記念車もあった。

 また、弟分に当たるビオスではTRDスポルティーボ装着車が、兄貴分のカムリでは「EXTRIMO」という、それぞれ日本にはないスポーティバージョンが展示されていた。

「カローラ アルティス」のニュルブルクリンク24時間耐久レース参戦記念車
「ビオス」のTRDスポルティーボ装着車

 さらにステージには、すでに何度か自動車ショーで披露されて話題となった「FT-86オープンコンセプト」の姿もあり、ピックアップからスポーツモデルまで幅広いラインアップで会場を沸かせていた。

「FT-86オープンコンセプト」のボディーサイズは4240×1775×1270mm(全長×全幅×全高)、ホイールベース2570mm。車重は1700kg

(岡本幸一郎)