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ルノー、特別なボディカラー3色を用意する「カングー」限定車「アクティフ ペイザージュ」発表会
花や海などイメージしたボディカラーで「ブルターニュの風景」を表現
(2015/12/3 18:13)
- 2015年12月3日開催
ルノー・ジャポンは12月3日、「ブルターニュの風景」をテーマにしたカングーの限定車「アクティフ ペイザージュ」を発表し、都内で発表会を開催した。発売は2016年1月14日で、販売台数は各色90台の計270台。価格は220万9000円。
車名の「ペイサージュ」はフランス語で「風景」を意味する言葉。フランス北西部のブルターニュ地方の風景をモチーフとして、ブルターニュ地方の海岸に多く見られる低木「ブリュイエール」の花をイメージした「タンタシオン ヴィオレ」(誘惑の紫色)、砂浜から続く浅い海をイメージした「ヴェール メール M」(緑の海)、深い海をイメージした「ブルー ヴィブラート M」(青い振動)の3色が用意される。
ベースとなるのはカングーのベーシックグレードである「アクティフ(AT車)」で、1.6リッターの直列4気筒エンジンに4速ATを組み合わせるといったパワートレーンは共通。装備面ではアクティフにプラスして、「専用シルバー&ブラックフロントバンパー」「シルバードアミラー」「フロントフォグランプ」「カーテン エアバッグ」「3トーンファブリックシート」を装備する。
発表会ではルノー・ジャポン チーフプロダクトマネージャーのフレデリック・ブレン氏がプレゼンテーションを実施。冒頭、カングーはルノー・ジャポンの柱の1つとなっており、1月から12月の販売台数は1600台あまりで全体の34%を占めると説明。今年は6月に南仏 プロヴァンスをイメージした「ペイザージュ」、8月にフランスの郵便車と同じイエローを採用した「ラ・ポスト」、10月にローズマリーの花と葉をイメージした「クルール」といった限定車をリリースしており、これらの限定車が約30%とカングーの販売台数を押し上げる要因になっているとした。
今回の限定車はペイザージュとしては6月に続いて2車種目となり、3色を揃えたのが特徴だと述べ、「ブルターニュ地方は入り組んだ海岸、多くの島が点在し、フランスの海岸線の3分の1を占めている」ことから、「海の匂いがする」イメージだとした。各カラーについては、タンタシオン ヴィオレは「荒れた天候の地域でも育つブリュイエールの小さな花、それからあじさいのイメージ」。ヴェール メールは「過去、ルーテシアベースのカングーに用意されていた人気色だったが、わずかな期間で廃盤。現行カングーでは初めての色」。ブルー ヴィブラートは「日本に初めて導入する色で、深い海をイメージしたブルターニュ地方独特の色」と、それぞれのカラーについて説明した。