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ドゥカティ、コラボバイク「スクランブラー イタリア インディペンデント」を日本初公開
「新しいトレンドに興味を示すライダー」に向けて1077台を限定生産
(2016/2/4 20:12)
- 2016年2月4日開催
- 147万7000円
ドゥカティジャパンは2月4日、「ドゥカティ スクランブラー」と「イタリア インディペンデント」による初のコラボレーション製品「ドゥカティ スクランブラー イタリア インディペンデント」の日本国内におけるプロダクトローンチイベントを開催した。
ドゥカティ スクランブラー イタリア インディペンデントは、2015年12月に米国フロリダ州マイアミのセタイ・ホテルで開催された現代アートフェア「Art Basel」で発表されたバイク。同時にイタリアのファッションブランドであるイタリア インディペンデントからもコラボレーション製品となるサングラス・コレクションが公開されている。
「カフェ・レーサー」の世界にインスピレーションを得たモデル
このコラボバイクは「カフェ・レーサー」の世界からインスピレーションを得て製作されたモデルで、両ブランドのクリエイティブ・チームによって共同開発されたもの。ブラシ仕上げのシリンダーヘッド・フィンや目視可能な機械加工が施されたブラック・エンジン、テルミニューニ・サイレンサー付きブラック・フルエグゾースト・ユニット、可変セクション付きロー・ハンドルバーとバーエンドのアルミニウム製リヤビューミラーといったハンドメイドされた専用コンポーネントを採用。
ショート・フロント・マッドガード、ノーズ・フェアリング、フレーム、ホイールなどは「ナイト・コッパー」カラーに塗装され、同色のステッチが施されたシート後部にはイタリア インディペンデントのロゴマークが刺繍されている。燃料タンクのサイドパネルに設定されたマット・ブラックカラー、熟練工によってブラシ加工された「ナイト・コッパー」のホイールとシャーシなどにより、コラボバイクのコンセプトである「カフェ・レーサー」のイメージが演出されている。
1077台のみが限定生産されるこのコラボバイクは、シリアルナンバーがレーザー刻印されたアルミプレートを装着。燃料タンクの両側と専用レザーシートのラベルにはドゥカティ スクランブラーとイタリア インディペンデント双方のロゴマークが装着され、希少性をアピールしている。価格は147万7000円で、日本市場では6月からのデビューを予定している。
2015年、ワールドワイドでは2014年比22%増の販売実績
ドゥカティの2015年のワールドワイド販売台数は5万4800台と、2014年比で22%増の実績を記録した。日本国内でも2010年を底に回復を続け、2014年比で22%増の2713台の販売実績を記録。2016年はほかのメーカー同様に2Qまでにニューモデルが出そろうので、大きなステップアップを狙っている。また、従来の日本仕様とは異なり、すべての車両がEU仕様と同等のフルパワー車となることも大きな魅力増となる。
そのような理由から、ドゥカティジャパンではビッグマシンで3000台オーバー、400ccクラスの「SIXTY2」で500台の販売目標を掲げているとのこと。
スクランブラーを象徴する「ランド・オブ・ジョイ」にインスピレーションを得たコラボサングラス
また、ローンチイベントではドゥカティ スクランブラーにヒントを得てイタリア インディペンデントが製作した「ドゥカティ スクランブラー・サングラス」も展示された。こちらのコラボサングラスでは、エレガントでありながらもスポーティな雰囲気を演出。クラシックでタイムレスな形状、表面にラバー処理が施されたダーク・ブラック・カラー、フレームの内部パーツを連想させるミラータイプのコッパーカラー・レンズを特徴としている。ブリッジやテンプルの内側表面も、ドゥカティ スクランブラー イタリア インディペンデントのディテールに採用されているブラシ仕上げによるコッパー・カラーで統一。さらに左テンプル内側には「Unique Edition for」の文字が刻まれた専用ロゴ、右テンプルにはイタリア インディペンデントのロゴが設定されている。
コラボサングラスは、ドゥカティとイタリア インディペンデントの特徴である「ディテールに至るまで細心の注意を払う姿勢」によって、ドゥカティ スクランブラーが提唱するライフスタイルを完璧に表現したとのこと。ドゥカティ スクランブラーからインスピレーションを得て製作されたサングラスのフルラインアップには、スクランブラーのほかのモデルをモチーフとして再現した4つのバージョンが用意されている。