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ドゥカティ、史上もっともパワフルな新型ネイキッドバイク「モンスター1200 R」

L型2気筒1200ccエンジンは最高出力160HPを発生

2015年9月15日(現地時間)発表

 伊ドゥカティは、2016年初頭に発売予定の新型「モンスター1200 R」をフランクフルトモーターショーで公開した。日本への導入時期、価格や仕様等は未定。

 新型モンスター1200 Rが搭載する、L型2気筒1200ccエンジンは最高出力117.7kW(160HP)/9250rpm、最大トルク13.4kgm/7750rpmを発生。「モンスター1200 S」の搭載エンジンと比較すると、出力は10%、トルクは5.5%増加。史上もっともパワフルなドゥカティ・ネイキッドバイクとの位置づけのモデル。

 タイヤサイズはフロント120/70 ZR17、リア200/55 ZR17で、ピレリ製ディアブロ・スーパーコルサSPタイヤを装着。サーキット走行用の深いバンク角を確保するため、フロント、リアともにシャーシ・セットアップが15mm高められ、これに応じてシート高は830mmに設定された。

 また、ABSとドゥカティ・トラクション・コントロール・システムで構成されるドゥカティ・セーフティ・パック(DSP)が採用され、パフォーマンスを強化すると同時に、コントロール性と安全性を最適化した。

(編集部:椿山和雄)