試乗記
【国内メーカー最新電動モデルイッキ乗り】ホンダ「N-ONE e:」、航続距離291kmを実現する軽EVの印象は?
2026年5月2日 11:00
N-ONEをベースとしたフルバッテリモデル「N-ONE e:」。軽タイプのBEVではもっとも大きな29.6kWhの大容量バッテリを搭載し、WLTCでの航続距離は291km。軽の行動半径の期待に応えられる距離だ。
ホンダのルーツである初代N360から触発された普遍的なデザインは今も色褪せなることはなく、レトロ調のカラーリングでガソリンのN-ONEとは趣が異なる。N-ONEのポジションはハイトワゴン系に属し、着座姿勢は低くされているのもホンダらしい。短いノーズで視界は良い。
BEVの特徴となる回生ブレーキでのワンペダルドライブは、別に設けられたシングペダルコントロールのスイッチを入れると可能となり停止まで行なう。使い慣れるとアクセルオフだけで減速をコントロールできる利点がある。
発進は164Nmのトルクで強力。逆に高速域の中間加速は発進に比べるとそれほどではない。ホンダ車ならではのECON(エコドライブ)スイッチがあり、日常的に使っても違和感はない。
タイヤは横浜ゴム「BluEarth」(155/65R14)を使用する。乗り心地は少し硬めだが前後バランスは取れており、路面の凹凸はシート、ハンドルを通して明確に分かるが、ドタバタした感触はない。逆にそのような路面でもドッシリとした乗り味は重量がもたらすものか。
ノイズはパワートレーン系の音やロードノイズなどそれなりに音があり、賑やかだ。室内はN-ONEをそのままに加飾などは設けられておらず質実剛健。実用車に徹したところは潔い。
ホンダではN-ONE e:をベースにオーバーフェンダーを装着した「Super-ONE」も準備しているようでこちらも注目される。









