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写真で見る トヨタ新型「ハイラックス」(2026年フルモデルチェンジ)
2026年6月8日 18:46
- 2026年6月7日 実施
トヨタ自動車は「ハイラックス」のフルモデルチェンジを5月28日に発表。用意されたグレードは「Z」と「Z Adventure(アドベンチャー)」で、価格はZが498万800円、Zアドベンチャーが550万円となった。
また、6月7日には愛知県にある「さなげアドベンチャーフィールド」にて、レッツゴー4WD誌が主催する「HILUX DAY(ハイラックス・デイ)2026」というイベントにて、ハイラックスオーナーやハイラックスに興味がある参加者を対象に、新型ハイラックスの展示およびメディア向け試乗会などが行なわれた。
ハイラックスは立ち位置的に「働くクルマ」でもある。しかもタフな乗られ方も想定できる。そこで「品質、信頼性、耐久性」を軸とし、仕事に耐えられるクルマとして開発しているとのこと。今回のモデルも基本路線は変更せずにいるが、近年のニーズの変化として、ユーザーからは運転がもっと楽になることも求められており、安全性や安心感の向上、運転支援技術などの搭載も重要なポイントになっている。それが今回のモデルの進化の大きな特徴だ。
このような装備を持ちつつリーフスプリング式サスペンションや荷台があるといった独特の世界観を持つのがハイラックスの魅力であり、それを感じながら乗っていただきたいというのがトヨタ側からのコメントだった。
ボディは1ナンバー枠のサイズとなり、数値は5325×1885×1865mm(全長×全幅×全高)。全長は長めで全高も高めということで、大きなクルマに見えるのだが、全幅は1885mmで、トヨタ車で言えばRAV4アドベンチャーより5mmほど広く、ランクル250より約95mm狭い。つまり全幅に関しては現在の大型SUV並みに収まるものである。
「Z」と「Zアドベンチャー」ではエクステリアの装備が異なり「Z」がベーシックモデルであるのに対し、「Zアドベンチャー」はフロントロアバンパーガーニッシュ、フロントバンパーサイドベゼルのデザインが専用となる。また、アンダーガードとなるフロントスキッドプレートがシルバー仕上げだ。
そのほか、サイドモールが付き、荷台部分にはスポーツバー、テールゲートエンブレム、テールゲートリフトアシスト(ダンパータイプ)などが追加される。
エンジン・ミッション・駆動系
搭載するパワートレーンは直列4気筒2.8リッター直噴クリーンディーゼルエンジン(1GD-FTV)となる。先代の2.4リッターから排気量アップしているが、これは日本市場での乗られ方を再度見直したところ、低速域の扱いやすさを重視する方がマッチすると判断したことから、排気量を上げて常用回転域でのトルクを増すことを選択したとのことだ。
ミッションは電子制御6速AT+シーケンシャルシフトマチックの「6 Super ECT+Sモード」で、さらにエコ、ノーマル、スポーツから、走りのテイストを自由に選択できるドライブモードセレクトを搭載。さらに下り坂での走行をサポートするダウンヒルアシストコントロール(DAC)と上り坂での走行をサポートするヒルスタートアシストコントロール(HAC)も搭載することで、オフロードでの走りを完璧にサポートする。
4WDシステムはランドクルーザー系と同様のもので、機能の中心になるのは最適な走行支援モードを選択できる「マルチテレインセレクト」。これはタイヤの空転やスタック、駆動力不足による失速が起こりやすいような路面状況に応じ、走行支援を6つのモードから選択できるシステムとなる。モードを選択すると、それぞれに駆動力、ブレーキ圧力を自動で統合制御することで操作性を確保している。なお、すべての支援を状況に応じて自動的にコントロールする「オートモード」も用意されているほか、リアデフロック、オートLSDもあり。
駆動方式はパートタイム4WDで、2輪駆動の「2H」、4輪駆動はハイモード(4H)とローモード(4L)への切り替えが可能。これらの4WDシステムは、ランドクルーザーなどと基本的な性能に変わりはないが、後発ということで駆動方式の切り替えレスポンスが高められている。
安全性能
安全性能は、先進の予防安全パッケージである「Toyota Safety Sense」を搭載。センサーの構成はフロントウインドウ上部に取り付けられた単眼カメラとフロントグリル内のミリ波レーダーとなり、機能としてはプリクラッシュセーフティ、レーントレーシングアシスト、レーンディパーチャーアラート、レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)、オートマチックハイビーム、ロードサインアシスト、ドライバー異常対応システム、プロアクティブドライビングアシスト、発進遅れ告知機能となる。
このほか、運転支援機能としてパーキングサポートブレーキ、ブラインドスポットモニター、安心降車アシスト、後方車両への接近警報、ドライブスタートコントロールを備える。
これらの機能は状況に応じて自動でブレーキをかけたり、スロットル開度の制御を行なうものではあるが、オフロードでは一般道路とはかなり異なる走行条件となる。例えば急な坂を下り切った時は、角度的にクルマの前方に路面が出てくる。一般道走行の感覚で言えば、それは正面に何らかの障害物が出てきたイメージなので、当然何らかのセーフティ機能は働く。しかし、オフロード走行中は誤作動になってしまう。しかし、ハイラックスの「Toyota Safety Sense」では、オフロードの走行条件においても、正確に動作をすることが確認されているとのこと。
なお、こうした点はハイラックスより以前に発売されたモデルでも確認していることであり、ハイラックスの開発の際には、単に同じものを搭載するのではなく「ハイラックスの使われ方をしても問題がないことを確認している」とのことだ。
このほか、車両周囲の状況確認のサポート用にマルチテレインモニターも装備する。これはフロントとリア、そして左右のサイドミラーに取り付けられた4つのカメラがとらえた映像をカメラスイッチで切り替えることで、ドライバーの死角になりやすい車両周辺の状況を確認できるもの。これはオフロード走行で役立つ機能となる。この機能は、走行モードが4Lモードもしくは4Hモードになっていて、加えてマルチテレインセレクト(オフロード走行を補助する走行支援モード)がオンになっているときに動作する。
そしてインテリアはメーター、シートの両方において、装備、機能ともに「Z」と「Zアドベンチャー」に違いはないが、内装色が異なり、「Z」はブラック、「Zアドベンチャー」はミネラルの設定になっている。
バッテリEV仕様のハイラックスも展示された「HILUX DAY 2026」
HILUX DAY 2026の会場では、新型ハイラックス(海外仕様)でのコース内遊覧走行やユーザーの乗ってきたハイラックスでのトライアルコース走行、そして新型ハイラックス(日本仕様)の展示と、もうひとつ、海外で販売されている新型ハイラックスBEVモデル(バッテリEV)の展示もあった。
新型ハイラックスBEVの仕様などは今回公開されなかったが、エクステリアは、フロントグリルのデザインが異なることと左側フェンダー部分に充電ポートが装着されていることが確認できた。なお、ハイラックスにBEVを用意した理由については、トヨタが進める「マルチパスウェイ」の一環であるとのことだった。

































































